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理由は「丑年」だけじゃない 福島の民芸品「赤べこ」が入手困難になっているワケ

松葉 純一

松葉 純一

2021.01.13 11:00
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赤べこ。写真はイメージです(Wdqhさん撮影、Wikimedia Commonsより)
赤べこ。写真はイメージです(Wdqhさん撮影、Wikimedia Commonsより)

2021年1月、福島物産展に赤べこを買いに行ったというツイッターユーザーによるつぶやきが話題となっている。

投稿によると、21年は丑年ということもあって赤べこが大人気になっており、「全国的な赤べこ不足」に陥っているというのだ。

「赤べこ」といえば、福島県を代表する民芸品だ。首がヒョコヒョコ動く、かわいらしい張り子の人形である。たしかに今年の干支は丑年だが、それほど人気があるのだろうか。

Jタウンネット記者は、東京・日本橋にある福島県アンテナショップに電話で問い合わせてみた。「赤べこが品切れというのは、いつ頃からですか?」と聞くと、

「昨年12月からずっとです。入荷するたびに、即完売といった状況が続いています」

と担当者は苦笑しながら答えた。そもそも手作りなので、入荷する数が限られている。入荷した数少ない商品を店に並べると、飛ぶように売れてしまうそうだ。

「もちろん例年、人気商品の一つなのですが、今年はちょっと別格です。丑年ということもあるでしょうが、実は他にも理由があります」

アンテナショップ担当者は次のように話した。それは......?

赤べこ伝説発祥の地・柳津町に電話で聞いてみた
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