「子供の足音も許されないの...?」騒音の苦情に泣いたシングルマザーに、自己防衛おじさんが送った言葉【ご近所トラブル大賞2020】
Jタウンネットの人気コーナー「実録!ご近所トラブル」で2020年によく読まれた記事をピックアップし、「自己防衛おじさん(@tpyclub)」こと占い師の鉄平さんが「トラブル危険度」を☆1~☆5の五段階で評価。その上で、独自の見解を聞く――。
これまで9本のエピソードを紹介してきた、年末年始企画「ご近所トラブル大賞2020」も今回でラスト(名残惜しいだろうか?)。
前回に次いで、ランキング圏外だったものの、読者の注目度が高かった記事を担当編集者がセレクト。番外編として紹介する。
下階に住む男性からの騒音クレームに悩んでいます――。子供の足音をめぐって、シングルマザーが頭を抱えている。そんなトラブルに、自己防衛おじさんは、どんなアドバイスを送るのだろうか。
「今も悩んでいます」
【番外編】子供の足音も許されない共同住宅 下階からの怒声にシングルマザーは泣いた(大阪府・20代女性)
1月18日に配信したこの記事は、下階に住む男性から執拗な罵声を浴びせられた女性が体験したご近所トラブル。問題の男性は、子供の足音が気に食わなかったという。

府営住宅に引っ越したシングルマザーのNさん(大阪府・20代女性)。入居した矢先、インターホンが鳴り、下階に住む男性から
「××に住む××と申します。ダンボールの引きずる音、子どもかと思いますが、足音がうるさいので静かにして貰えませんか」
とのクレームがあったという。
彼女は、その場で謝罪。ところが、男性の怒りは収まらず「ほんまに分かってんのか!」と激怒してきたそうだ。何度も何度も謝っても、一方に引かないため「管理センターに言うてくれ」とドアを閉めたという...。
それから1か月後。また、男性が怒鳴り込んできた。恐怖を覚えた彼女はドアを閉め、鍵をかけた。そして泣きながら、警察を呼んで対処してもらった...。
それでも、男性の攻撃は止まらなかった。Nさんは、子どもが騒いでもいいように、防音シートを貼ったという。
でも...。彼女の投稿は、こんな一文で締めくくられている。
「防音シートを貼っても解決方法が見つからず今も悩んでいます」
――さて、自己防衛おじさんの見解は。
この投稿のトラブル危険度は...、☆5つだという。
「使えるものは何でも使って自己防衛に励んでください」
女性だから、そしてシングルマザーだからと分かって、舐めてかかって来ているのは明白。
ご自身とお子様の身の安全のためにも、どなたか知り合いの心身ともに強めの男性に頼んで対応してもらい一度ケリをつける必要がありそうです。
初動が低姿勢だと舐められます。何事も最初が肝心。
もし知人男性の手配が出来ないのであれば、あまり当てにはできないものの地域の警察と密に連絡を取り合う必要があるでしょう。またドアを蹴られた場合あるいは脅迫まがいのことを言われた場合は、駆けつけてもらい対処することを繰り返して相手の出方を見極める必要があるかもしれません。
あわせて脅迫によって精神的苦痛を受けている旨を、弁護士先生に相談をして、法的な側面から指南してもらうことも大切です。
特にドアを蹴る映像を外付けのカメラで録画をして、証拠としては押さえておいた方が良いのではないでしょうか。
いずれにしても、あなたはターゲットにされてしまったように見受けられます。
標的脱出のために、人でも物でも公的機関でも、使えるものは何でも使って自己防衛に励んでくださいね。
トラブル危険度☆☆☆☆☆