「電子レンジの音がうるさい!」と激怒。物音に神経質すぎる隣人に翻弄された夫婦の末路【ご近所トラブル大賞2020】
Jタウンネットの人気コーナー「実録!ご近所トラブル」。2020年も読者の皆様から数多くのトラブル体験談が寄せられた。
騒音トラブルや無断駐車、道路族、タバコの匂いなど...。近隣住民の奇行や管理人などの対応に、頭を抱えている人も多いはずだ。
そこで、19年に続きJタウンネットのもう一つの人気コーナー「自己防衛おじさん(@tpyclub)」とのコラボ企画を実施する。
ご近所トラブルのコーナーで20年によく読まれた上位5記事を編集部でピックアップ。「自己防衛おじさん」こと占い師の鉄平さんが、「トラブル危険度」を☆1~☆5の五段階で評価。その上で、独自の見解を聞いた。
これまで、読者から寄せられた多種多様なお悩みに回答してきた自己防衛おじさん。ご近所トラブルの当事者達に、どんなアドバイスを送るのだろうか――。
1位は「神経質な住民」に翻弄された夫婦のエピソード
【第1位】「『電子レンジの音がうるさい』物音に神経質すぎる隣人。さすがに変だと思い、管理人に相談すると...」(東京都・40代男性)
3月28日に配信したこの記事は、「音」に神経質な住民に翻弄された夫婦が体験したご近所トラブルだ。

妻と猫1匹と一緒に暮らすFさん(東京都・40代男性)。下階の住民が神経質な人で、わずかな物音さえ許さないという。
深夜1時頃に飼い猫をケージに入れようとし、ガタッと音を立てると「ピンポーン」とインターホンが鳴る。例の住民が怒鳴り込んできたそうだ。
防音対策で、フローリングにコルクを敷いても「掃除機の音がうるさい」と怒ってきたそうで...。
聞けば、例の住民はFさん夫婦だけでなく、他の住民にも「電子レンジがうるさい」などと注意したことがあるという。
この件を管理会社に相談しても、知らん顔。結局、Fさん夫婦は引っ越しを決断。違約金も発生してしまい、ダブルパンチを食らったという。
たくさんの住民に、当たり散らかした神経質な下階の住民...。
――はてさて、自己防衛おじさんの見解は。
この投稿のトラブル危険度は...、☆1つだという。
「神経質な住人を引っ越させるくらいに戦ってみて欲しい」
ご近所トラブルの中でも音に関する問題は多い気がします。
特にマンションという名の集合住宅では、各々自己防衛レベルを上げて生活していかなければなりません。
とどのつまり音の感じ方には個人差があります。管理会社も形式的には注意喚起などをしてくれるものの、実行力のある解決策は講じられないのが現実です。
そして誰かのせいにしたいのは、実はお互い様。
その神経質な住人も自分の生活を他人の音によって脅かされていると激怒。一方、他の住人にとって、自分たちは常識的範疇で生活しているので、そこまで咎められる覚えはないと憤慨する。
そして管理会社は、最終的に当事者同士で解決してくださいとサジを投げてしまう始末。
我慢するか、徹底的に戦うか、あるいは逃げるが勝ちとさっさと引っ越しをするのか。
あなたを含めこれまでの住人は引っ越すことを選択してきたようですね。
ですがその判断が、問題の神経質な住人の存在を助長してしまい、マンション内でモンスター化させてしまった可能性もあります。
次に入居する住人には有無を言わせない強靭な肉体と、有形無形に威圧感をもった住人に入ってもらい、いかなるクレームにも屈せず神経質な住人を引っ越させるくらいに戦ってみて欲しいものですね。
トラブル危険度☆