数日前の「雪不足」が嘘のよう... 新潟のスキー場に突如出現した「2階建てバス」がこちら
気が遠くなるような除雪作業

Jタウンネット記者の取材に応じたのは、ガーラ湯沢スノーリゾート営業部の担当者だった。
「バスの屋根に積もっているのは、だいたい1メートルくらいでしょうか。でも他のところでは、もっと積もっていますよ。たとえば駐車場スペースにも同様に積もっていますので、排雪に苦労しました。もちろん重機を使って、除雪したわけですが......」
ただバスの「2階部分」の除雪は、手作業である。ガーラ湯沢スノーリゾートには4台のバスがあり、全てが同じような状況。まさに「気が遠くなる」ような作業だったという。

ガーラ湯沢スノーリゾートは、JR東日本のガーラ湯沢駅と直結しており、アクセスの良さが人気だ。積雪で2階建てになったこのバスは、上越新幹線の越後湯沢駅経由のスキー客を送迎するためのものだという。越後湯沢駅とスキー場をつなぐ道路も、除雪が間に合わず、かなり走行困難になっている場所もあるらしい。
関越自動車道も通行止めになっている区間もあるそうだ。高速道路経由でガーラ湯沢に向かう人はくれぐれも注意した方が良いだろう。
「新幹線でガーラ湯沢まで来られるのが、いちばん安心ではないでしょうか。駅を出たら、もうそこはスキー場ですから」
だから、いくら大雪が降っても、大丈夫!と、担当者は胸を張った。