「『夜風呂に入るな!』怒鳴り込んできた下階夫婦。20時には寝たいからって...それはアンタ達の都合でしょ」(栃木県・30代女性)
怒鳴る人って、相手を選んでいるのかもしれない。
今回紹介するのは、栃木県在住の会社員・Oさん(30代女性)が体験したご近所トラブル。下階の夫婦がハチャメチャだったらしい。
東京から地方に引っ越した彼女。転居当日から「うるさい!」と苦情を入れられたという。
――いったい、なぜか。
そのワケは、ご主人の職業にあった。鮮魚市場で働いているため、20時には就寝しているらしいのだ。
かたやOさんは、20時に帰宅し、食事、入浴...、と生活していたようで...。
「ドアを閉める音が響いた」
「夜風呂に入るな」
これらは、彼女がご主人から浴びせられた言葉だ。挙句の果てには、ガスの元栓を切られてしまったという。
大家さんに相談するも埒が明かず、結局引っ越しを余儀なくされたOさん。
その後、彼女を唖然とさせる話が、後の入居者から舞い込んできた。
勤務先に電話がかかってきて...

私が20代の頃に体験した、階下の住人とのトラブルです。
東京から仕事の都合で地方に引っ越しました。
引っ越し当日から、毎日のように「うるさい!」と苦情を入れられ、心が休まりませんでした。
私は仕事で毎日20時に帰宅していました。それから食事、入浴、という生活を送っていたのですが...。
階下のご主人は鮮魚市場に勤めているため、20時には寝ないとダメらしいのです。
つまり私と下階のご主人は、生活時間が全然違うのです。
食事を作っている間や入浴中に、アパートの外にあるガスの元栓を切られたりもしました。
かなり気を使って生活していても、例のご主人は
「ドアを閉める音が響いた」
「夜風呂に入るな」
などと、物凄い剣幕で怒鳴り込んできます。
奥さんも、ハチャメチャな人でした。
私の帰宅時間になると階段の踊り場に、仁王立ちになって待っていました。会社に電話をかけてくることもありました。
あまりにも迷惑なので大家さんに相談しました。ですが、返ってきたのは
「前の住人もそれで大喧嘩になって出て行った。常識的な生活範囲ならそのまま我慢してほっといてください」
という言葉でした。
埒があきません。いい加減イヤになって引っ越しをすることにしました。
すると、引っ越し当日に、ご夫婦は
「まるでうちに対する嫌がらせだ!」
と怒鳴ってきました。最後まで大騒ぎ。ウンザリでした。
――例の夫婦は、どうしているのか。
偶然にも、私が出ていった空き部屋に、会社の後輩夫婦が入居したのです。
「私への態度とは、全然違いました」
例の夫婦の素性を知っていた私は、会社の後輩夫婦に
「下の部屋の人から苦情こない?」
と聞いてみました。すると、
「初日に来ましたよ。でも、うちの旦那凄い強面じゃないですか。ちょっと強くでたら全然来なくなりました」
と後輩夫婦は教えてくれました。
――なにそれ。
部屋に友達を呼んで、ちょっとうるさくても下階の夫婦は、文句の一つも言わないそうです。
私への態度とは、全然違いました。夜に配達の人がインターホン押しただけでも、怒鳴り込んできたくせに...。
すると後輩夫婦が、私に
「ちゃんとやり返しといてあげましたよ」
とも報告してくれました。
何かと思ったら、下階の奥さんがドアの前に幼稚園児の子どもを立たせていたらしく、虐待で通報したというのです。立たせたのは、服を汚したという理由から。奥さんは子供に、何回もボールをぶつけていたそうです。
今にして思うと、かなりヒステリックな夫婦でした。
あの子も大きくなったら、こんなふうに育つのか。それとも、親にやり返すようになるのか...。
ちょっと怖いですね。
引っ越してからは平穏な生活を送っています。
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