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道北は「ほぼ樺太」、内陸部には「魔界」... 道産子が考えた「北海道の偏見地図」がこちら

井上 祐亮

井上 祐亮

2020.12.10 06:00
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北海道を勝手なイメージで区分けした手描きの地図が、ツイッターで注目を集めている。

それが、こちらだ。

「私の北海道」(画像はふみQ(@chickenclimber)さんから)
「私の北海道」(画像はふみQ(@chickenclimber)さんから)

こちらは、北海道生まれ、札幌育ちだというツイッターユーザーのふみQさんが2020年12月4日に投稿したもの。描いた地図について、

「色んな異論あるでしょうが 私の北海道はこんな感じです」

とコメントしている。

「マニアック北海道」や「ほぼ樺太」、「エントランス北海道」といった独自の切り口で、道東や道北あたりの地域を表現。マップの中央には「魔界」があり、その周りを「ファッション北海道」が囲んでいる。「何もない さびしい だがそれがいい」というフレーズも目を引く。

魔界って何だ。ファッションってどういう意味...?

なんともツッコミ甲斐のあるイメージ図である。この地図を見た他のユーザーからは、ツイッターに

「大体あってる」
「魔界が気になってしょうがない」
「ファッション住みですw」

といった反応が寄せられている。

「魔界」と表現した理由は...

12月7日、Jタウンネットは投稿者のふみQさんに話を聞いた。地図を描いたきっかけを聞いてみると、

「急に道東に行きたくなり、そのへんの紙に勢いで書きつけた物です」

と話した。10分程度でさらっと書いたもので「実際の地域のラインは無視しています」とのこと。

山登りが好きだという、ふみQさん。地図にある「魔界」とは、「大雪山や十勝連峰、日高山脈といったかなり険しい山のど真ん中」を指しているという。

その周りを囲む「ファッション北海道」は、富良野や帯広といった「一般的な北海道のイメージ」がある地域だとも。観光客がよく行く場所である。

「エントランス北海道」は、新千歳空港がある「入り口」といったところか。その上に手書きで、「札幌小樽には別に寄らなくていい」とある。幼少期に札幌市に住んでいた筆者が、恐る恐るワケを聞いてみると

「基本山登りをする人間なので、北海道を感じたいなら都市に寄らなくてもいいんじゃないかくらいの考えです」

と述べた。

投稿に反響があったことについて、感想を聞いてみると、ふみQさんは

「反響があると思っていなかったので少し驚きました。

北海道人は田舎とか呼ばれる事が案外嬉しいものです。深く考えずに自分なりの楽しみ方をして頂きたいです!」

と話した。

ちなみに、ふみQさんが思う北海道のいいところは、「すぐ大自然に触れられるところ」だそう。オススメの観光地は、支笏湖(しこつこ)と尾岱沼(おだいとう)だという。

支笏湖までは、札幌市内から車で約60分。透明度の高い湖面で、絶景で知られるスポットだ。

尾岱沼は...。日本最東端の温泉地で、北海シマエビやホタテなどが有名だ。

道産子は、マニアックな場所を知っているなあ。

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