面接官を恋愛ゲームのキャラに...! オンライン面接の緊張を和らげる画期的アイデアがこちら
2020.12.08 18:00
なぜ作った?本人に聞いてみた
Jタウンネットは12月8日、投稿者のsora.Fさんに詳しい話を聞いてみた。
同志社大学社会学部の3年生だというsora.Fさん。今回話題になった恋愛ゲーム風フィルターのようなおもしろグッズのアイデアは、普段から趣味でよく考えているという。
「アイデアを考えたり企画することが好きなので、趣味としてよく考えています。以前まではネタツイートをしていたのですが、最近になってモノとしての作品を制作するようになりました。日常生活で見つけた課題の解決や、シュールな笑いを誘うグッズについて考え、制作しています」
今回、フィルターを製作した経緯については、
「8月にツイートした『ファンサうちわを用いたオンライン面接アピール法』と同様に、オンライン面接をテーマに面白いアイデアを探している際に思いつきました。前回は、オンライン面接においては、対面の面接より人柄や魅力が伝わりにくいのではないかというオンライン面接への否定から、背景を使って個性をアピールするアイデアを思いついたという流れでした。
今回は逆に、オンライン面接ならではのメリットを考え、パソコンの画面を利用するという視点にたどり着きました。最終的に、『自分だけに見えるフィルターを通すことで面接の緊張を緩和する』というアイデアに実を結びました」
と説明した。出来上がりのおふざけ感とは裏腹に、なかなか真面目なコンセプトに基づいたアイデアだったようだ。
フィルターは1日で作ったものだそうで、「Illustratorで画像を作成し、コンビニでプリントして透明のファイルに挟みました」とsora.Fさん。作るにあたってこだわった点については、
「面接官をおじさんに設定する一方、フレームや文言フォントをイケメン系にしてギャップを強調することで、シュールさがより引き立つように工夫しました。
また、極力シンプルで一般的な恋愛ゲームなデザインにすることで、世代や趣味関係なく普遍的な笑いとして伝わるようにしました」
と話した。
また、ツイッターでの反響についてsora.Fさんは、
「暗い雰囲気の就活・採用状況にひと時の笑いを提供したいと考えて思いついたアイデアなので、反響を頂けてとても嬉しかったです。これからも、様々な観点からの分析と飛躍したアイデアを組み合わせて面白おかしいコンテンツを制作していきたいです」
とコメントしている。