桃太郎が「パリピ太郎」になっちゃった 岡山駅前のイルミネーションがイケイケすぎると話題
毎年冬になると夜の街中などでよく見かけるようになるイルミネーション。色も形もそれぞれに趣向が凝らされていて、街を歩く人々の目を大いに楽しませてくれる。
そんな中、ツイッターで話題になっているのはJR岡山駅前のイルミネーションだ。
あの超有名キャラクターの像に、注目を集めずにはいられないような装飾が施されているというのだ。
それが、こちらだ。
こちらはJR岡山駅(岡山市)の東口広場に設置されている「桃太郎像」。お供のイヌ、サル、キジをつれて、遠くを見るようなポーズをとったりりしい像だ。
そんな桃太郎の両脇には、割れた桃の形をしたイルミネーションが添えられており、頭上でキラキラと輝いているのはなんとミラーボール。なんとなく、これから桃太郎がダンスでも披露しそうな雰囲気になっている。
この桃太郎イルミネーションの写真や、実物を見たと思われるツイッターユーザーからは、
「申し訳ないんですが、大爆笑しちゃいました」
「桃太郎がイケイケな感じになってた...」
「桃太郎ライトアップされてるわミラーボール付けられてるわで笑った。パリピ太郎」
といった声が寄せられている。
ミラーボールはノリで決めた
この「パリピな桃太郎」は、一体どういう経緯で誕生したのか。Jタウンネットはイルミネーションを設置したという、岡山放送のおかやま桃太郎まつり運営委員会事務局(岡山市)に取材した。
取材に応じた担当者は件のイルミネーションについて、
「こちらは岡山駅周辺エリアで毎年行われているイルミネーションイベント『MOMOTAROH FANTASY』の2020年版の一環です。イベント自体は1986年のスタートから今年で35回目の開催ですが、桃太郎像にもイルミネーションを付けるようになったのは10年ぐらい前からですね」
と説明した。岡山駅の桃太郎がきらきらと輝くのは、この時期恒例の光景らしい。
また、特に目を引くミラーボールについては、
「去年までよりももっと桃太郎を目立たせたいという思いがあって、『じゃあいっそミラーボールでも付けてみようか』と事務局のスタッフがノリで決めました」
とのことだった。ノリノリな雰囲気のイルミネーションは、どうやら企画段階からノリノリだったようだ。
ツイッターでの反響について担当者は、
「盛り上がってくれているのはすごく良いと思いました。いわゆる『パリピ』みたいなものを意識したわけではないのですが、話題になっているのであれば今後はSNSでのバズりなども視野に入れた、今どきなコンセプトでやってみるのも面白いかなと思います」
とコメントしている。