「入居女性を狙うセクハラ大家の恐怖。最初は優しかったのに、私に彼氏がいると分かると...『なにそれ』『男を連れ込むな』」(東京都・30代女性)
「おい、ネエチャン、営みは終わったのかよ!」
今年の夏に違う場所に引っ越すまで、約2年間住んでいた家の話です。
なぜ、引っ越しを決めたのか。そのキッカケは、大家さんによる過度な干渉、プライベートの侵害、セクハラ行為でした。
1階に大家さん。2、3階には6世帯が住んでいて、ごく普通の集合住宅です。
私以外の住民はそこに長く住んでいるようでした。1人だけ女性がいましたが、少々変わった雰囲気の方。その他の住人とも、ほとんど話すことはありませんでした。
問題の大家さんは、60代後半のバツイチ男性で、妻とは熟年離婚しています。娘が2人いるそうですが、1人は海外移住しており、もう1人は都内にはいるけど疎遠とのこと。聞いてもいないのに、大家さん自ら話してきました。
内見の時から、おせっかいなおじさんだなと感じていましたが、今時珍しい下町っぽい世話焼きなのかも、と思うことにしていました。私と娘さんの年齢が近いみたいで、親近感から良くしてくれているのかな...とも。
ですが、この場所に越してから数週間後に異変が起きました。
大型家具を買いに行き、彼氏に持ってもらい一緒に帰宅した時のこと。大家さんが、彼氏を見るとすぐに
「なにそれ」
と言ってきたのです。挙句には「男は連れ込まないように、女の子はいいけどね」と言う始末でした。
私は「なんだ?」と、彼氏と顔を見合わせました。彼氏はその後も気にせず、家に来ましたが...。
しかし、このあたりから大家さんの私たちに対する態度などが急変しました。
彼氏が家に来た時に、日曜日の朝8時から怒鳴り込んできました。
他にも、彼氏の自転車のサドルに
「来るな」
と紙を貼り付けました。
私の知らぬところで、彼氏に嫌がらせ。その攻防は続き、私が引っ越す直前には階下にある大家さんの部屋から
「おい、ネエチャン、営みは終わったのかよ!」
と叫ばれました。大家さんの態度が、セクハラにまで悪化したんです。
あまりにも腹が立ち、警察を呼びました。