「シュークリーム」の語源、知っていますか?
2020.11.17 21:00
[ちちんぷいぷい-毎日放送]2020年11月4日放送の「へえ~のコトノハ」のコーナーでは、スイーツの名前の由来について取り上げていました。
番組が話を聞いたのは、お菓子の歴史を研究している猫田登さん。銀行員を辞めて大好きなお菓子の歴史や名前の由来を研究し、めぐったスイーツ店は5000軒以上とのこと。
番組では猫田さんと共に街の菓子店を巡りながら、スイーツの由来を紹介していました。
身近なスイーツに意外な由来
まずはシュークリームですが、この「シュー」はフランス語で「キャベツ」。
すなわち「クリーム入りのキャベツ」とのこと。そう言えば形が少し似ていますね。
ショートケーキの「ショート」は、「サクサクする」「ぼろぼろする」という意味。
なので、アメリカ・イギリスなどでは、スコーン状のサクサクした生地のものを「ショートケーキ」と呼ぶとのこと。
モンブランは、ヨーロッパに実在する「モンブラン峰」が由来。アルプス山脈に近いイタリアやフランスの地方の家庭菓子が原型です。
甘い栗のペーストに生クリームを添えたものが定番で、おもしろいのはイタリアは「三角」、フランスは「丸い」形だそう。実はそれぞれの国からの山の見え方に違いがあるんだとか。
「エクレア」には3つの説が
エクレアは「稲妻」という意味なんですが、その由来には、
(1)表面のひび割れが稲妻に似ているから
(2)表面のチョコが稲妻のように光るから
(3)クリームが出ないよう稲妻のように一瞬で食べないといけないから
と3つの説があるようです。
エクレアの由来はイメージが違い過ぎて意外でしたが、いずれにしてもどのスイーツも美味しそうでした。
(ライター:まみ)