「やりっぱなしの理由を述べよ」パパの部屋に貼られた「問題文」に反響 ママの気持ちは伝わった?娘に聞いてみると...
突然だが、こちらの画像をご覧いただきたい。
映っているのは、とある部屋のドア。付箋が貼ってあり、こんな言葉が書かれている。
「なぜTVを消していかない?理由を述べよ」
「なぜふろの電気を消さない?理由を述べよ」
またドアノブには、トイレットペーパーの芯が2つ吊るされ、
「なぜ芯を捨てない?」
「理由を述べよ」
とある。シンプルだが、書き手の怒りを感じされる文章だ。なにが、あったのだろう。
こちらはツイッターユーザーのえいみー(@Amy_cos_)さんが、2020年9月1日に投稿したもの。画像とともに
「ぱぱがままに叱られとる」
と呟いている。なるほど、父親の「やりっ放し」な行動を、母親が「叱った」ようだ。
目線の高さに、付箋。必ず手をかけるドアノブにトイレットペーパーの芯とは、なかなかやり手のお母さんだ。きっとお父さんは文章を、しっかりと読んだことだろう。
母親がとった手法に対して、ツイッターでは
「『理由を述べよ』で笑ってしまいました」
「国語の試験の問題みたいw」
「芯を捨てないのめっちゃ共感です!!」
「トイレットペーパーの芯で書いてるしユーモアに溢れて娘さんからも愛されてるみたいで素敵な家庭なのかなぁと思いました」
といった反応が寄せられている。
「1週間くらいはなおりますね!たぶん!」
Jタウンネットは4日、投稿者のえいみーさんに詳しい話を聞いてみた。
趣味はコスプレで、ライブ配信者として活動する彼女(20代後半)は、例のパパとママの間の娘さんだという。
付箋や芯を発見したのは、父親の部屋のドア前。画像は、1日の22時頃に撮影したもので、見つけた時の気持ちについて「ツイートの通りです笑。割といつも通りで、叱られてるなあ」と思ったという。
えいみーさんは、当時の母親のテンションとしては「叱った」というより「伝えた」感じだったと説明する。また、お母さんが付箋やトイレットペーパーの芯を使ったことについて、
「たぶんですけど、口頭で叱ってもパパは右から左で聞いてないからですかね!
父は毎日、何か1つはやりっ放しで、母は普段黙ってなおすんですけど。本気で怒っているというわけではなく、普段の父の行動に諦めはついているけれど、この日ばかりは『いい加減にしなさいよ!』という気持ちの表現だと思います」
とのこと。パパにママの気持ちは伝わったのだろうか。
「付箋を貼られてから1週間くらいはなおりますね!たぶん!」(えいみーさん)
どうやら向こう1週間は効き目があるそうだ。では、その後は...?
「その後はいつも通りのやりっ放しに戻りますね!
母は父が元に戻るのを知っているので諦めています。『ハイハイ、いい加減にして下さい。またですね』っていつも言っています笑」
お父さんに「反省の意思は見られる」そうだ。えいみーさんは、自身の両親について「ユーモア溢れる仲の良い夫婦です!」と話した。