もったいなくて食べられない...! 特急の「ヘッドマーク」再現したクッキーの完成度が高すぎる
特急列車のヘッドマークをモチーフにしたクッキーが、ツイッターで注目を集めている。
こちらは、ツイッターユーザーのhacoさんが2020年9月2日に投稿したもの。「いいビルの世界 東京ハンサムイースト』(大福書林)を共同執筆し、「サイケデリックでキュートなスイーツ」を制作する「psychedelic sweets spica」として活動中の人物だ。
お皿に盛りつけられている「特急のヘッドマーククッキー」。それぞれに「北斗星」や「へいわ」「さくら」「はと」「ゆうづる」「あかつき」「そよかぜ」「みずほ」という文字とイラストがあしらわれている。
「さくら」には桜の花、「北斗星」には北斗七星...というように、特急列車の車両にはそれぞれ列車の愛称にちなんだイラストが描かれた特徴的なヘッドマークが取り付けられており、クッキーはそのマークを再現したものだ。
キュートで、それでいてカッコいい。ツイッターではこの投稿に対し、
「なんかカッコいい」
「凄い、勿体無くて食べられないなコリャ」
「こうやって見ると可愛いですね、昭和レトロ的な」
といった反応が寄せられている。
制作日数は2日間!
Jタウンネットは3日、投稿者のhacoさんに詳しい話を聞いた。
hacoさんは鉄道好き。中でも駅の床の矢印が特に好きでアクセサリー制作もしているという。
今回ヘッドマークのクッキーを作ったのは、鉄道のイベントに誘われたためだそう。電車のヘッドマークは昔から興味があり、「いろいろな種類があって、色やデザインに心惹かれます」と語る。
ヘッドマークのクッキーは、丸いクッキーの上に粉砂糖や卵白、食料色素を混ぜて作ったアイシングをかぶせた「アイシングクッキー」。
どうやってマークを描いたのか、詳細な作り方は秘密とのことだが、粉砂糖や卵白、食料色素を混ぜて作ったアイシングクッキーだという。
もし作ってみたいと思った人がいるならば、10月9日から19日にかけて開催される「鉄道偏愛」をテーマにしたグループ展で、ワークショップが行われるとのことだ。
クッキーは自宅で作り、色の配合や文字の形にこだわったという。乾燥に時間がかかるそうで、制作には2日間かかったという。
完成度が高すぎて、食べるのがもったいないと言われるのも頷ける作品。投稿に反響があったことに、hacoさんは
「かわいい、食べるのがもったいないと言われている方が多くて嬉しいです。
アイシングクッキーはおいしくないと思われがちですが、このクッキーはとてもおいしいんですよ」
と述べた。