青空と一体化した超高層ビルがカッコいい 「まるで光学迷彩だ」「巨大ディスプレイのよう」
写真は、なんと無加工
9月1日、Jタウンネット編集部は撮影者の「デベロップ」さんに詳しい話を聞いてみた。
街歩きが趣味で、特に超高層ビルに目がないというデベロップさん。「河川と市街地が交差する」大阪の街並みが大好きで、自称「ビルオタ」だと話す。
そんなデベロップさんが、OMMビルを撮影したのは8月29日の13時半頃。撮影日の大阪は猛暑日で、青空には入道雲が浮かんでいたという。
撮影機材はiPhone11ProMaxの広角レンズとのこと。あまりにも綺麗に雲や青空が映りこんでいるため、写真を加工したのでは...、と思ってしまった筆者。
ところがデベロップさんによると、これは全くの「無加工」。
「この写真は、ビルに空や入道雲、建物が『反射』して写り込んでいる状態です。写真は完全に無加工で、撮影時の状態をそのまま再現しています」
街歩きをしていたところ、空や雲を反射させたビルが目に留まったという。辺りと「一体化」したOMMビルを見たのは初めてだったそうだ。
「『綺麗に空が映り込む』というOMMビルの特徴は、写真好きの中ではある程度有名なのですが、ここまで忠実に夏空や入道雲を映し、周囲と一体化したOMMビルを見たのは自分にとっては初でした。ですので、すかさずiPhoneのカメラを起動し、汗だくになりながら撮影に励みました」
また可能な限り自動車を映さないように必死だった、とも。ベストショットをカメラにおさめたデベロップさん。撮影の瞬間をこう振り返る。
「撮影できた時は興奮が収まりませんでした!興奮の余り、撮影したその場で瞬時にTwitterにて投稿しました(笑)。それと同時に、こんな美しい風景を手軽に収められるiPhoneカメラの性能に感嘆していました」
投稿が注目を集めたことについては、
「これ程までに反響を頂けるとは予想だにしなかったので、自分でもかなり驚いている、というのが率直な感想です。『最高にクール!!!』という思いに関して多くの人から共感を得られたのは嬉しかったですね。これを機に数少ない『超高層ビルファン』も増えたら良いな、と(笑)」
と述べた。
街を歩くとき、近くにあるビルを注視してみると新たな発見があるかもしれない。