財布のヒモがゆるみそう...! いろんな「OFF」が集結したリユースショップの天国が八王子で発見される
東京都八王子市に、リユースショップが勢ぞろいした「天国」があるとツイッターで話題になっている。
これは「ECO TOWN 八王子大和田店」。ハードオフにオフハウス、ブックオフ...。名前に「OFF」がつく中古品リユースショップが、一つのビルの中にずらりと名を連ねている。
オーディオ・デジタル家電などの「HARD・OFF」、衣料品・生活雑貨などの「OFF HOUSE」、ホビー・おもちゃなどの「Hobby OFF」、古着・バッグ・アクセサリーなどの「MODE OFF」、酒類の「Liquor OFF」、そして本・CD・ブルーレイソフト・ゲームなどの「BOOK・OFF」......。
ここに来れば、どんなもの買い取ってもらえそう。あるいは、なんでも揃いそうだ。
この写真は、ツイッターユーザーの「プラレールの宿の松岡さん」(@plarail_bot)さんが、2020年8月29日に投稿し、1日夕方現在で1万9000件以上のリツイート、10万4000件以上のいいねを集めており、大変注目されている。
これを見たツイッターユーザーからは
「なにこれ天国じゃん」
「一ヶ所で家のものが全て売れるんですね 家ごと持っていきたいです」
「なに持ち込んでも売れるし何でも中古で揃うってすごい」
「offシリーズ......こんなにあったのか!」
「ここ入ったら最後破産するな(お財布がw)」
といった反応が寄せられている。
「利便性よく色々なリユース商品を売り買い」
8月31日、Jタウンネットが投稿者の松岡さんに話を聞いたところ、松岡さんがこの場所を訪れたのは20日。地元民ではないものの、3回目の来訪だったそう。
実際に利用してみての感想を聞いてみると
「品揃えが非常に良い!!」
とのことだった。
9月1日、Jタウンネットは「ECO TOWN 八王子大和田店」を運営するゼロエミッション(東京都八王子市)を取材し、店舗運営部の担当者に話を聞いた。
どうして、一つのビルにこんなに多種多様なリユースショップが揃っているのだろうか。
担当者は
「多摩地区最大のリユースショップを、との思いで作りました。
当社は『ゴミをゼロに』がコンセプトですので、一つでも多くのものを引き取れるように、と様々な業態を揃えております。
扱っていないからお預かりできないというものがなるべくないようにできれば、と考えております。また、一つの場所に集めることで、お客様にも利便性良く、一度に色々なリユース商品を売り買いしていただけるのではと思います」
と話す。
ECO TOWNが現在の形になったのは、20年7月のこと。これまで敷地内の別館にあったブックオフがビルに入り、6業態が一箇所に揃ったそうだ。
ウェブサイトを見てみると、同社は複数のリユースショップが入った商業施設を東京・神奈川・埼玉・山梨で展開しているが、その中で八王子大和田店には最も多くの店舗が入っている。
今回、ツイッターで話題となったことについては
「リユースしてゴミを減らすのが当社の何よりの願いですので、一人でも多くのお客様に便利にご利用いただければとても嬉しく思います」
としていた。