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指は山、シワは川... 「あなたの身体に潜む富山県」がシュールすぎる→なぜ作った?考案者に聞いた

笹木 萌

笹木 萌

2020.08.16 17:00
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「富山を知ってもらえれば」

「あなたの身体に潜む富山県」のポスターは現在、みちまちスクエアきた(大阪市北区)で開催中の「第153回 日本列島心のふるさと観光展」(開催期間:2020年8月6日~19日)に出展されたもの。

その中の「絵ハガキ・スケッチ観光展」というコーナーで展示されている。

目立つ(画像は栗坂こなべ@kurisaka_konabeさん提供)
目立つ(画像は栗坂こなべ@kurisaka_konabeさん提供)

「日本列島心のふるさと観光展」は日本各地の都道府県や市町村をPRするイベントで、各地域のポスターやパンフレットが掲示・陳列されている。

栗坂さんが撮影した観光展の様子を見る限り、「あなたの身体の潜む富山県」の図はひときわ大きく、他の展示物のなかでかなり目立っている。どんなポスターより注目を集めていること間違いなしだ。

栗坂さんも、次のようにつぶやいている。

「他県が地元の名産品をアピールしている中、富山県だけが謎アピールで異彩を放っている」

Jタウンネットは12日、この図を制作した近畿富山県人会の高林英夫(78)さん(「高」ははしごだか)に話を聞くことができた。

高林さんは富山県出身。「左手に潜む富山県」に気づいたのは、何がきっかけだったのだろうか。高林さんに聞いてみると、

「小学校の頃に、富山県が『よだれ前掛け』みたいな形だと習いました。そこから左手がその形に似てるなあと思っていました」

とのこと。20年ほど前から、富山県人会の会合などで「左手に潜む富山県」を普及させようとしてきたという。自分の出身地を聞かれた時に「手広げると、ここ」と位置を示すために使うこともあるそうだ。

高林さんは今回ツイッターで話題となったことについて、

「富山を知ってもらえればなと思います」

と話す。みなさんも富山県のように、自分の地元が身体に潜んでいないか探してみるのもいいかもしれない。

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