逆になっても気づかない？　東京23区と山梨、形だけはマジでそっくりだった

東京23区と山梨の意外な共通点が、ツイッターで注目を集めている。

「形」だ。

みなさんは、どちらが東京23区でどちらが山梨か分かっただろうか。

正解は、左の地図が東京23区、右の地図が山梨。東京湾に浮かぶ人口島がなければ、判別するのは難しいかもしれない。

東京23区と山梨の形が注目を集めたのは、ツイッターユーザーの「Asha_QU_音楽系動画投稿者_アーシャ」（＠pkMoRcyFYIiUVHa）さんの投稿がきっかけだ。

アーシャさんは2020年7月10日のツイートで、東京23区の地図を「山梨」、山梨の地図を「東京23区」とあべこべに紹介。これに「逆じゃねえか！！！」といったツッコミが相次いだ。

東京23区と山梨県ってほんとそっくりだと思うんだ。 pic.twitter.com/eThSeFBfLJ

— ??金曜日まで概念と化すAsha_QU_音楽系動画投稿者_アーシャ (@pkMoRcyFYIiUVHa) July 10, 2020

佐賀とも似ている？

Jタウンネットは7月17日、話題になった画像を投稿したアーシャさんに詳しい話を聞いた。

アーシャさんは福岡出身で福岡在住。投稿日の4日ほど前、ニュースで東京23区の地図を見て「山梨に似ているな」と思ったのがきっかけだという。

投稿の際、地図と地名を逆にした理由については、

「逆にした方がネタとして深みが出て、面白いかなと思いました」

とのこと。

念のため、人口と面積を比較してみると、東京23区（東京都区部）の推計人口は969万人、山梨は81万人で、東京23区が山梨の約12倍（6月1日時点）。面積は東京23区が628平方キロメートル、山梨が4465平方キロメートルで東京23区の約7倍（1月1日時点）。

1平方キロメートルあたりの人口は、東京23区が1万5436人、山梨が181人（小数点以下四捨五入）となり、言うまでもなく人口密度では東京23区が圧倒的だ。

アーシャさんに実際に比較した感想を聞くと、

「海岸線があまり似てないなと感じたりしました。あと、引用リツイートで意見が出たのですが、佐賀県も23区や山梨県に少し似ているなと気づきました」

とのこと。

たしかに、佐賀も左下が突き出すような形をしており、形状としては似ているだろう。