あなたの地元のイメージは? 京都府民が作った「47都道府県の偏見地図」がこちら
富山が「魔境」の理由は...
NANCOOTさんによれば、東日本は西日本に比べて大変だったというが、あからさまに「これは違う」というものは見られない。筆者も全県訪れたわけではないが、「なんとなくわかる」ものがほとんどだ。
しかし気になる表現がいくつかある。まずは筆者の地元・富山が「魔境」になっていることだ。
「これこそあまりイメージがなくてフォロワーさんに聞いてみても薄いイメージしかないようなので、そのイメージのなさを魔境と表現しました」(NANCOOTさん)
そ、そうなのか...。たしかにイメージに当てはまりそうな「田」や「山」は他県に使われ、それ以外に何があるかと言われれば「魚」くらいしか思いつかない。「魔境」の方がかっこいいし、これで良かったのかもしれない。
東日本だと、北海道の「永久凍土」は寒くて大きいイメージ。青森・岩手・宮城・秋田の「雪原」は雪が多く降るイメージから来ているが、のちにツイッターで「仙台は雪が降らない」との指摘があったという。また「富士山」は、あえて山梨と静岡にまたがるようにしたそうだ。
続いて関西、四国・中国地方を見てみよう。まず目に飛び込んでくるのは「鳥取県」という県名そのものだが、騙されてはいけない。
「鳥取県」とされているのは実は島根だ。島根・鳥取は名前が似ていること、隣接していることから間違えられることが多い。今回もそのような理由から、この表記になったという。
和歌山の「台風の盾」については、
「台風が近畿地方を襲うときにほぼ絶対といっていいほど和歌山に来るのを見てこれにしました」(NANCOOTさん)
と説明。高知はフォロワーから教えてもらった知識を元に「川」とした。
最後に九州を見ると、佐賀が「道」となっている。これに関してNANCOOTさんは、
「福岡と長崎の道のイメージということです。多くの人が佐賀では下りないかなと思ったので」
と説明している。
NANCOOTさんの投稿に対して、他のユーザーからは、
「東日本テキトーで草」
「福岡はスラムというより紛争地帯だゾ」
「埼玉が東京に吸われてて草」
といった声が寄せられている。みなさんの地元はどんなイメージだっただろうか。