社長を絶叫マシンに乗せてみた...富士急の動画が攻めてると話題に なぜトップが出演?広報に狙いを聞いた
広報「お手本を示すのに一番ふさわしい」
いったいなぜ、社長のジェットコースター動画が公開される事態となったのか。Jタウンネットは18日、富士急ハイランドの広報担当に取材した。
東日本遊園地協会、西日本遊園地協会、賛同企業が発表した「遊園地·テーマパークにおける新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」には、ジェットコースター等ではマスクを着用し、大声の発生は控えるよう記載されている。
今回の動画を投稿したのは、それに対して「難しい」「できない」といった一般の声が相次いだため。投稿日の17日、前車両に固定カメラとスタッフ、後車両に社長2人を乗せて撮影した。
社長の乗車は広報から提案したとのこと。2人を選んだ理由を聞いてみると、
「お手本を示すのに一番ふさわしいのは誰かということで考えたところ、やはり社長にお試しでご乗車いただくのが一番ご納得いただけるのではないかと思いました」
と担当者。高所恐怖症の堀内さんにおいては、乗車拒否こそなかったというが...。頼む方も引き受けた方も、なかなかの勇者である。
富士急ハイランドでは4月7日~5月22日まで休園、23日から来場者を絞って段階的に開園してきた。実際にお客さんたちは無言で乗っているのだろうか、担当者に聞いてみると、
「マスクは必ず着用をお願いしていますが、なかなか難しいところがあります...」
とのことだ。
富士急ハイランド公式YouTubeチャンネルではフルバージョンがアップされており、無言ジェットコースターの一部始終を見ることができる。今後ジェットコースターに乗る予定がある人はぜひ参考にしてほしい。
ツイッターに投稿した動画は18日昼時点で6万件以上リツイートされ、担当者も「ここまで反響があると思いませんでした」と驚いている様子だった。
ちなみに岩田さんが装着している富士急ハイランドのロゴ入りマスク...全くズレないので気になっている人もいるようだが、現在はまだ開発段階だという。