車も建物もうんこまみれ 横浜にある「株式会社うんこ」がヤバそうだと話題に→代表を直撃してみた
「株式会社うんこ」
そんな看板を掲げた謎の建物が、ツイッターで話題を呼んでいる。
うんこ、うんこ、うんこ...。ここはうんこのアジトか何かなのだろうか。
この写真は、ツイッターユーザーのつーちゃん(@tsuchan_1000rr)さんが2020年5月27日、
「いったい何を生業にしてる会社なのか、いつも気になる」
とのコメントを添えて投稿したもの。6月2日時点で5万件以上のいいねが付いており、うんこに対するユーザーの関心の高さが伺える。
横浜市にあるこの「株式会社うんこ」の建物。ツイッターでは、
「創業者は中学生か...」
「うち、近くてたまーに通りますが、気になるのは、車の落書きが模様なのか、本物の嫌がらせ書きなのか‥」
「懐かしい笑 そこの前通った時に謎に盛り上がったなぁw」
「横浜にはうんこミュージアムもありますし横浜はうんこが流行ってますね」
といった声が寄せられている。
うんこグッズ販売店だった
いったいこれは何の建物なのか。Jタウンネットは2日、株式会社うんこの代表取締役・野畑昭彦さんに取材した。
野畑さんによれば、株式会社うんこは13年6月21日に設立。オリジナルの「うんこみたいなマーク」「うんこの文字」を付けた衣類や小物を販売している。
なぜ「株式会社うんこ」という社名なのか、野畑さんに聞いてみたが、理由はズバリ「うんこみたいなマーク等の商品を扱うから」。そのまんまである。
話題になった建物は、19年春に開業したショールーム兼店舗だという。オンラインショップでは商品が分からない、実際に見てみたいといった要望に対応するためだ。
「一般の方向けですので購入は可能ですが、商品に対する意見を聞くとか、どちらかというとアンテナショップのようなサロン的な存在にしたいと思っていました」
店を構えた理由をこのように話す野畑さん。昨年は土日に数回、店を開けており、新潟や栃木など遠方から訪れる人もいたという。
新型コロナウイルスの影響で、現在は一般人向けに店は開けていない。野畑さんは店の再開について、「多くの人が終息したと思えた頃、店を開けたいと思っています」としている。
「年齢はあまり関係ない」
株式会社うんこのオンラインショップみると、うんこマークがあしらわれたキャップやソックス、タオルなどが販売されている。
うんこマークは茶色に限らずバリエーションがあり、元々のそれを感じさせないスタイリッシュな感じに仕上がっている。「UNCO」のロゴですらオシャレに見えてくるから不思議だ。
野畑さんによれば、グッズの中で販売数量が多いのはTシャツやタオルなど。それに比べると数は減るが、スニーカーも売れている。客層は様々だといい、
「『うんこ』なので年齢はあまり関係ないようです。面白いと思った方が購入してくださっているのではないでしょうか」
とのことだ。
野畑さんは外観が話題になっていることについて、「外観が話題になることによって認知度が上がったと思います。嬉しいことです」とコメントしている。