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出生時間に家の間取りまで... 「しまじろう」の設定が細かすぎると話題に→ベネッセに理由を聞いた

笹木 萌

笹木 萌

2020.05.31 08:00
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「世界観をリアルに捉えて楽しんでもらえるように」

グローバルこどもちゃれんじカンパニー・キャラクター版権課の担当者に聞いたところ、しまじろうの名字はキャラクターが生まれた初期から存在しているとのこと。

その理由については、

「しまじろうは読者である子どもたちの『友達』であり、『自分と同じ』と思える、等身大の身近な存在として認識してもらいたいという思いがあったからです。読者である、子どもたちと同じように、お父さんがいて、お母さんがいて、名字もあるという設定になっています」

としている。

名字は隠しているわけではなく、教材でも登場することがある。例えば幼稚園入園の時期には、クラスメイトのフルネームが紹介されているという。

ちなみにキャラクターのプロフィールが細かく決まっているのも同じ理由だ。しまじろうたちをよりリアルに描くために、個々の詳細情報から家の間取りまで設定しているという。

「子どもたちは、観察力も記憶力も非常に優れています。
そのため、『しまじろうはドーナツが好き!』『サッカー選手になりたい』ということが紹介されたら、とってもよく覚えています。
こどもちゃれんじ編集部では子どもたちが違和感を感じず、その世界観をリアルに捉えて楽しんでもらえるようにと、細かいところまでこだわって制作しています」

現在しまじろうの世界に定期的に登場する人物は、友達、園の先生、近所の人など、少なく見積もって48人。それぞれに名字やキャラクター設定、しまじろうが出会う年齢まで決まっている。

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