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防災無線から「Windowsの起動音」流れる珍事 いったい何が?海老名市に聞くと...

笹木 萌

笹木 萌

2020.05.20 06:00
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1度は直ったものの...

Jタウンネットは19日、海老名市危機管理課の担当者に詳しい事情を聞いた。

担当者によれば、放送されたのはWindowsの起動音で間違いないとのこと。ツイッターでは「Windows XP」ではないかとの声もあったが、そこまでは分からなかった。

まず異常が起きたのは15日15時の放送。通常は事前に録音したものを流しているが、その時は設定していた放送ではなくWindowsの起動音が流れた。すぐに業者に見てもらい、問題は解決したとされた。

しかし同日18時、再びWindowsの起動音が流れた。

改めて業者に見てもらったところ、前回とは異なり防災無線システムの内部に不具合が起きていると判断された。引き続き業者に対応してもらい、外部には流れない放送テストを実施して直ったことを確認したという。2日後の17日に事前予約の放送を流した時もうまくいったようだ。

だが18日、13時頃に3度目の起動音が海老名市に流れる。もう業者もお手上げの状態なのだろう。担当者は、

「金曜日(22日)に防災無線システムの内部を代替機と入れ替えます。システム自体は今年度に入れ替える予定なので、しばらく様子を見ます」

としている。システム自体は10年ほど前に交換しているという。

ちなみに本来流すはずだった放送内容は、新型コロナウイルスの関連情報や詐欺情報など。これらの内容は海老名市防災サイトに掲載するほか、メールサービスや防災ラジオで配信しているため再放送は行わなかった。

これまでにもこのようなことがあったか聞くと、「一度もないです」と担当者。放送された起動音に対する問い合わせは数件あったという。

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