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上はスーツ、下半身はパンツ一丁... テレワークの実態を再現?「洋服の青山」のマネキンに注目

松葉 純一

松葉 純一

2020.05.18 20:00
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洋服の青山・京都河原町店の「テレワークするマネキン」(画像提供は青山商事広報部)
洋服の青山・京都河原町店の「テレワークするマネキン」(画像提供は青山商事広報部)

とんでもないマネキンが現れた、とツイッターで話題騒然なのが、上の写真だ。上半身は紺のシャツ、グレーのジャケットを粋に着こなしている。オフィスカジュアルといった雰囲気を醸し、ノートPCに向かって、作業中の様子だ。

ところが下半身は? 真っ赤なトランクスに靴下のみ。スラックスを履いていないのだ。どうした? どういうことなんだ? ツイッターにはこんな声が殺到している。

「テレワークの正装」
「これ!!!ZOOM会議中!!すごい」
「リモートだったら下脱いでてもバレへんバレへん」
「靴下は履くところにこだわりを感じます」

このマネキン、紳士服販売チェーン「洋服の青山」京都河原町店(京都市中京区)のショーウインドウに飾られたディスプレイだ。いったいなぜ、こんな格好マネキンが飾られることになったのか?

Jタウンネット編集部は、2020年5月18日、「洋服の青山」に取材した。

パンツの色にもこだわりが

Jタウンネット編集部の取材に応じたのは、青山商事リブランディング推進室の担当者だった。

「弊社では、ビジネススーツとは別に、ジャケットとスラックスを組み合わせて楽しむオフィスカジュアルのカテゴリーの商品を提案しております。

今回、ショーウインドウの企画担当者は、米国のニュース番組に出演したリポーターが、ジャケットの下は短パンだったため話題になったことにヒントをもらって、この企画を思いついたそうです」

ちなみに、その番組は、4月28日に放送された米国ABCの「グッドモーニング・アメリカ』で、問題のシーンはわずか30秒ほどだったが、ツイッターには視聴者からのツイートが殺到したそうだ。

洋服の青山・京都河原町店の「テレワークするマネキン」(画像提供は青山商事広報部)
洋服の青山・京都河原町店の「テレワークするマネキン」(画像提供は青山商事広報部)

今回の青山商事のマネキンの場合、グレーの上着の下から深紅のトランクスが見えているが、「なぜ赤を?」と聞いてみた。

「京都河原町店の担当者の話では、ショーウインドウのディスプレイとして、暖色系の色が少なかったので、暖色系の色が欲しかったそうです。一緒に並べた女性のマネキンのブラウスが赤だったので、それと合わせてみたということです。
ウインドウは外からは見づらいので、外からも見やすい色にしたようです。この赤いトランクスは店内でも販売しているそうです」

また靴下を履かせた理由については、靴下を履かせることで、完成感が出るのではないかと考えたそうだ。

洋服の青山・京都河原町店の「テレワークするマネキン」、一見の価値があるかもしれない。

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