山奥で放置された結果、「森の精」と化したファービーの姿がこちら
採石場跡地の入口に、道祖神と化した「ファービー」がいた――
あるツイッターユーザーによる、こんな報告が注目を集めている。ファービーは1999年にアメリカから日本に上陸したおもちゃ。ふわふわのボディに大きな耳、鳥のようなくちばしが特徴だ。
そんなファービーが道祖神(石碑や石像として道端に祀られる神様)になっているとはどういうことか。その様子がこちらだ。
ブロックの上にあるのは苔が生えた黒い物体。あのふわふわボディからは想像もつかない姿になっているが、見開いた目とくちばしは紛れもなくファービーのものだ。
栄枯盛衰とはこのことだろうか...かつては一世を風靡したおもちゃだけに心が痛む。この写真はツイッターユーザーのつじつまがい(@tuzitumaguy)さんが2020年5月8日に投稿したところ、11日夜時点で4万7000件のリツイートを集めるなど大きな反響を呼んでいる。
変わり果てた姿で発見されたファービーに対し、ツイッターでは、
「やがて...世界遺産に認定される」
「既視感あると思ったらあれだ、ラピュタのロボットだ」
「これはぬし様ですね」
「アマビエの山版かもしれない」
といった声が寄せられている。