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マッチョうさぎの存在感がすごい 神戸屋「きんにくぱん」のパッケージが謎だと話題に

笹木 萌

笹木 萌

2020.04.07 17:00
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パンメーカーの神戸屋(本社:大阪市)からちょっと変わったパンが発売されたと、ツイッターで話題になっている。

それがこちらだ。

神戸屋のきんにくぱん・つぶあん(画像は神戸屋公式サイトより)
神戸屋のきんにくぱん・つぶあん(画像は神戸屋公式サイトより)

きんにくぱん...。いったい何が筋肉なのだろう。パッケージにはムキムキのウサギ(?)が描かれ、得意げにポーズをとっている。肩から飛び出しているのは小豆だろうか。肩に乗った小さなウサギは、筋肉を確かめているのか、

「仕上がってるよ!!」「むんッ」

とのセリフを発している。

きんにくぱんシリーズはつぶあんとたまごの2種。たまごのパッケージにも、同じくムキムキのキャラクターが描かれている。ツイッターには、

「なんだよこれwwwwこんなの見かけたら買うだろ!!」
「自分も買いました!インパクトが凄いですよね!!(笑)」
「2ちゃんねるを知っている人にとっては、既視感を覚える絵柄だ」

といった声が寄せられている。たしかに、どことなくアスキーアートっぽい。

思わずクスッと笑ってしまうデザインとネーミングだが、どうしてこんな風になってしまったのか。

Jタウンネットは2020年4月7日、神戸屋の企画担当者に取材した。

「きんにくぱん」はプロテイン配合

企画責任者だという担当者によれば、きんにくパンの販売は4月1日から。ネーミングの理由について、次のように話している。

「文字通りプロテイン(タンパク質)配合のパンを使っているためです。面白おかしく、インパクトのある名前を付けられないかということで『きんにくパン』になりました」
きんにくぱん・たまご(画像は神戸屋公式サイトより)
きんにくぱん・たまご(画像は神戸屋公式サイトより)

企画は昨年10月ごろから始めた。当初は「プロテイン入りのつぶあんぱん」といった名前も考えたが、それではお客さんに響かないと考え直して、たどり着いたのが「きんにくぱん」だ。

きんにくぱんでは、ムキムキのキャラクターについても「とにかく楽しく面白く」を意識。

「『キモカワイイ』キャラクターを作れないかな、動物だったらできるんじゃないかなと案を膨らませました」(企画担当者)

つぶあんバージョンの肩から出ている小豆も、やはり楽しさを意識して入れたものだという。

しかし残念ながらきんにくぱんは4月限定商品。関西、関東、中国・四国、東海地方(一部地域を除く)のスーパーやドラッグストアなどで販売している。

担当者は商品がツイッターで話題になったことについて、

「広告宣伝しているというわけではないので、意外でした。お客さんに響くものがあったのかなと思います」

と話している。

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