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「金運アップ」目指して金沢へ!→まさかのコンタクト紛失 そんな彼女を助けたのは...

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2020.03.03 10:30
提供元:シンシア

古い町並みや活気ある市場をぶらりと楽しめる北陸の人気スポット「金沢」。みなさんはこの地名にまつわる、こんな言い伝えをご存知だろうか。

「むかしむかしあるところに、『いもほり藤五郎』という男がいた。ある時、湧き水で芋を洗っていると、たくさんの砂金が出てきたという。そこは『金洗い沢』と呼ばれ、のちに『金沢』という地名になった」(参考:金沢市公式サイト)

――なんというラッキーボーイ・いもほり藤五郎。そんな沢があったら...。素直にうらやましい。

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今年も雀の涙のようなボーナスにリアル涙した筆者。半ば愚痴り気味に、金沢に住む友人I子とそんな話をしていたところ、彼女はこんな耳寄りの情報を教えてくれた。

I子「金沢には『金』にまつわるスポットやグルメがたくさんあるよ。『黄金の蔵』に『金の海鮮丼』...。行ったらなんだかお金持ちになれそうじゃない?笑」

日本一の金箔の生産量で知られる金沢だが、まさかそんなものまであるとは...。何度も行っているはずだが、これは初耳だ。この話に乗らないわけがない。

筆者「そうだ、金沢行こう」

北陸新幹線を使って東京から約2時間半。金沢の「金」を巡る旅に筆者は意気揚々と向かった。

「藤五郎伝説」発祥の地へ

地元の友人I子に案内をお願いし、まず向かった先は「金澤神社」。学問の神様として知られる菅原道真を主神とするほか、金運・災難除けの神とされる白蛇龍神も配神として祀っている。

金澤神社
金澤神社

金澤神社は加賀藩の第11代藩主・前田治脩(はるなが)が1794年に創建。平日にもかかわらず参拝客が続々と訪れる。皆、思い思いの祈りをささげているようだ。

筆者「ボーナスが上がりますように...」
I子「宝くじが当たりますように...!」

しっかりとお金関係のお願いをした2人。せっかくなので、国の有形文化財に登録されている拝殿に入ってみた。

拝殿にも入れてもらった
拝殿にも入れてもらった

拝殿は「天井絵」を見に来る人のために一般開放している。まず目に入るのは今にも襲い掛かりそうな白蛇龍神だ。拝殿の中とは思えないほどの迫力に、思わず「おお...」と声が漏れる。

さらに奥に進むと光り輝く黄金色の天井が現れる。こちらは36枚の動植物の絵を敷き詰めているとのことだ。

天井絵も必見だ
天井絵も必見だ

拝殿の中をじっくり観賞して外に出ると、I子が御朱印帳を取り出した。だいぶ前から流行っている御朱印ガールというやつだ。聞けばここの御朱印はちょっと変わっているようで...。

御朱印とお守りもゲット
御朱印とお守りもゲット

なんと「金」の文字の上に金箔がのっている。金箔の国内シェア率99%を誇る、金沢らしい粋なデザインだ。筆者も白蛇をかたどったお守りを入手し、これからの金運アップに向けて準備万端だ。

しかし筆者らが金澤神社に来た理由はこれだけではない。前田家に慶事があるごとに奉納されたという真っ赤な鳥居を抜けると、そこにあるのは...

真っ赤な鳥居がずらり
真っ赤な鳥居がずらり
金城霊沢
金城霊沢

そう、冒頭で紹介したラッキーボーイ・藤五郎が芋を洗ったとされる「金城霊沢」だ。

地名「金沢」の語源にもなったこちらの沢。柵の中をのぞき込むと、水の中にはきらめく砂金――ではなく、いくつもの小銭が。金城霊沢は金運のパワースポットとして知られ、多くの人が願いを込めて投げ入れたのだろう。

思わず拝むI子
思わず拝むI子

ここから砂金がザクザク出てきたのか...パワースポットを前に思わず手を合わせるI子。藤五郎のように、筆者の金運爆上がり伝説もここから始まって欲しいものだ。

パワースポットの力が効いてきたのか、なんだか力がみなぎってきた気がする。するとI子が、

I子「ひがし茶屋街に行こう!あそこには金の建築物やスイーツがたくさんあるよ」

と提案。我々はさらなる「金」を求めて、次の目的地へと向かった。

金の蔵、金のぜんざい、金の畳...

やってきたのは金沢で人気のスポット「ひがし茶屋街」。風情ある街並みはまるで小京都のようだ。なかには着物を着て観光を楽しむ若者も見られ、江戸時代にタイムスリップしたかのような気持ちになる。

ひがし茶屋街を歩く
ひがし茶屋街を歩く

まず向かったのは、「箔座ひかり藏」。I子によればここには「黄金の蔵」があるという。

さっそく店の中庭に向かってみると...

黄金の蔵
黄金の蔵

ドンと佇む黄金の蔵。中をのぞいても金ピカだ。この蔵には1万分の1の薄さ(5円玉を1畳に広げたくらい)の金箔が、約2万枚使用されている。

実はキラキラしたものが大好きなI子。地元民とはいえここにはあまり来たことがないようで、少女のようにはしゃいでいる。

しかし輝く金を見つめすぎて疲れてしまったのだろうか、しきりに目をこするI子。そうこうしているうちにコンタクトレンズを落としてしまった。

アレ...?
アレ...?
I子「あれがないと何も見えない...」

さっきまでの元気はどこへやら...激しくうろたえるI子。急いでバックの中を漁るも、替えのコンタクトはない。聞けば家のストックも切らしているという。観光どころではなくなってしまったので、いつもコンタクトを買いに行っている近くのドラッグストアに行って、新しいものを買うことにした。

Eye Wellの棚
Eye Wellの棚

ドラッグストアに着くとI子は普段から愛用しているコンタクト「1day Eye Well(ワンデーアイウェル)」の棚に直行。いつもの度数を買うために購入カードを持ち、そのままレジへ――と思いきや、その他の商品もポイポイとカゴに放り込んでいく。

I子「ついでにお茶も買お!あっ、ゴミ袋も切らしてたんだった。あとあれもこれも...」

さすがドラッグストア、何でも売っている。コンタクトレンズを買うつもりが、カゴがすっかり満杯だ。筆者も自分用のジュースをそっとカゴに入れておいた。

商品購入カードをレジに持っていくと、コンタクト用の問診票を渡される。それを記入し全ての工程を終えると、店員さんがレジに商品を持ってきてくれた。案外簡単に買えるんだなあ...。そんなことを思っているうちにお買い物は終了した。

無事にEye Wellをゲット
無事にEye Wellをゲット
I子「あ~視界がクリアだわ~」

コンタクトを装着しすっかりご満悦のI子。日用品と一緒に買いに行けて、しかもこんなに簡単な手順で買えるなんて...「ワンデーアイウェル」、めちゃくちゃ便利だ。

――ここでちょっと小腹が空いてきた筆者とI子。ひがし茶屋街に戻り、ここで一番大きなお茶屋とされる「懐華樓」に併設されているカフェでちょっと休憩することにした。

注文したのは懐華樓名物「黄金くずきり」と「黄金ぜんざい」(いずれも税込1400円)。大きな金箔が一枚ぺらりと乗っかった、贅沢な一品だ。

黄金くずきり(上)、黄金ぜんざい(下)
黄金くずきり(上)、黄金ぜんざい(下)

金箔を破るのがもったいないくらいだが、ここは容赦なく破って食べる筆者とI子。くずきりと白玉にまとわりついた金箔も美しい。くずきりはほろ苦い黒みつがちょうどよい甘さで食べやすく、ぜんざいも白玉がモチモチで美味しく食べることができた。

――腹ごしらえをした後は、懐華樓のお茶屋建築を見学。なんと築200年の歴史を持つ建物だという。

朱の間
朱の間

鮮やかな赤の壁が美しい「朱の間」では、夜に一見さんお断りでお座敷遊びが行われることもあるそうだ。

ほかにも落ち着いた雰囲気の客間や芸妓の控室などを見て回る。するとI子が突然叫んだ。

I子「見て、この部屋すごい!」
この光は?
この光は?
金の畳
金の畳

筆者も覗いてみると、まさに豪華絢爛。まばゆい光を放つ「黄金畳の茶室」だ。

イグサの代わりに、金箔を巻いた水引を編み込んだ金色の畳。金箔の茶釜に金箔の水差しと調度品も豪華だ。

金箔の茶釜(左)、金箔の水差し(右)
金箔の茶釜(左)、金箔の水差し(右)

金づくしの部屋をお目にかかれるとは、これまた縁起が良さそうだ。

思う存分「金」を満喫した2人。その後は予定通りディナーへ向かい、遅くまで地元の料理とお酒を楽しんだ。

金箔貼りに挑戦

金沢旅行2日目。今日は金箔を使ったスペシャルな体験ができるということで、金箔工芸品を取り扱う「金箔屋さくだ」に向かった。

金箔屋さくだ
金箔屋さくだ

ここでは箸や丸皿、角小箱・梅小箱などの工芸品に、自分の好きな模様の金箔を貼る「金箔貼り体験」ができる。カラーが複数ある工芸品もあり、世界に一つだけの作品を作ることができるのだ。

I子は赤い角小箱を選択。お弁当箱にするそうだ。

まずはマスキングテープに絵を描き、金箔を付けたい部分を切り抜いていく。模様は自分で考えてもいいが元々ある「型」から選ぶこともできる。お花の形を選んだI子、

I子「カッターで丸く切るの難しい~~!」

と悲鳴を上げている。

金箔にしたい部分を切り抜く
金箔にしたい部分を切り抜く

序盤からなかなか根気のいる作業だ。ただでさえ苦戦しているのに、コンタクトがなかったら...マスキングテープはズタボロになっていただろう。

切ったマスキングテープを角小箱のフタに貼り(写真1)、上から薄紙が付いた一枚の金箔で押さえる(2)。薄紙をはがすとフタは金一色に。その上からさらに金粉をまぶし(3)、金の付け漏れがないようにする。最後にマスキングテープをはがして完成だ(4)。

一方、筆者は黒い箸を選択。基本的な工程は角小箱と一緒だが、金箔の貼り付け方が少し特殊だ。

金箔の両端から巻いていく

マスキングテープを貼った箸を金箔の両端に置き、双方から巻く。くっついたら2つに割り、余った金箔をハケで落としていくのだ。

作業に没頭すること1時間半――。できたものがこちらだ。

いい感じ!
いい感じ!

思わず写真を撮りまくる2人。最高のお土産だ。

スタッフによれば、作品は自宅で4週間以上乾燥させたのち、マニキュアのトップコートやクリア―スプレーを金箔部分に付けることではがれにくくなるという。使えるようになるまでが楽しみだ。

――あまりにも真剣に取り組んでいたためお腹が空いてしまった。金を巡る旅もそろそろ終わりに近づいているが、続いて向かうのはI子おすすめの海鮮丼屋「一番星」だ。

豪華すぎる金箔丼に舌鼓

近江町市場の場外にあるこの店。メニューの中でもひときわ目立つ、金箔1枚をドーンと載せた「一番星金箔丼」(税込3900円)がこちらだ。

ご、豪華すぎ!
ご、豪華すぎ!
店主「ウチが元祖なんだよ」

そう主張する一番星の店主。金粉をかけた海鮮丼はこの辺りでよく見られるが、金箔1枚載せた店はそうそうない。その中でも最初に1枚載せ始めたのがこの店だというのだ。ちなみにこれを注文すると、オマケとして輪島塗の箸が一膳付いてくる。

おお...
おお...

ボタンエビ、甘エビ、寒ブリ、マグロ、サーモン、タコ、カニ、ウニ、イクラ...。金箔がなくても十分豪華な海鮮丼だ。

一番星ではすべての丼にプラス500円で金箔1枚、プラス300円で金粉を載せることができる。11~3月限定の赤の三色丼(税込3300円)に金粉をかけたものがこちらだ。

おいしそうすぎる
おいしそうすぎる
I子「いくらが甘い...!魚も脂がのってておいしい」

あまりのおいしさに感動するI子。金沢は海鮮がおいしいと聞いていたが、見た目も他では見られないものになっている。

店主の話を聞きながら海鮮丼に舌鼓を打ち、気づけば約2時間。新幹線の時間も近づいているということで、名残惜しいが店を後にした。

――お土産を買いつつ、しばらく近江町市場を散策する2人。もう帰ろうかという所で、I子が声を上げた。

I子「あー忘れてた!金箔グルメといえば、絶対これは食べなきゃダメ!」

筆者の腕を引っ張り、近江町市場を駆け抜けるI子。そして向かったのは...

金箔グルメの王道
金箔グルメの王道

そう「金箔ソフト」だ。金沢の各所で販売されているが、ここ「むすび 近江町市場店」は金箔ソフト発祥の店なのだという。

クリーミーなミルクバニラ味をコーン型のスプーン(食べれる)でペロリ。もう金沢に思い残すことはない。

金沢の金を大満喫した2人。途中、I子がコンタクトを落とすトラブルはあったが、それも「ワンデーアイウェル」のおかげで無事解決。想像よりずっと手軽に買えたので、事前に立てていた予定を変更せずに済んだ。

そんな旅の終わりに、I子がこう呟いた。

I子「これだけ金を巡ったから、金運あがりまくりでしょ!宝くじあたるといいな」

本当にそうであってほしい。

<企画編集:Jタウンネット>

製造販売元:株式会社シンシア
住所:東京都中央区日本橋箱崎町30-1  TEL:03-5695-7470
販売名:ワンデーアイウェル
承認番号:22600BZX00484A04 効能効果:視力補正

※コンタクトレンズは高度管理医療機器です。必ず眼科医の検査・処方を受け、ご自身の目にあったコンタクトレンズをお求めください。
※コンタクトレンズは目に直接のせて使用するものです。レンズの取扱い方法を誤ると、眼障害につながることがあります。
※必ず添付文書をよく読み、眼科医の指示を守り正しくご使用ください。

【使用上の注意】
●1日使い捨てレンズです。連続装用はできません。
●使用済みのレンズは再使用しないでください。
●眼科医から指示された時間内で使用してください。
●就寝前には必ずレンズをはずしてください。
●異常がなくても定期検査を必ず受けてください。
●眼ヤニ、充血、異物感など、少しでも異常を感じたら直ちに眼科を受診してください。


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