ゲームのバグにしか見えない 青一色で塗りつぶされた「未完成の標識」が話題
街中に突如「バグ」が出現した――。
まずは、その光景を捉えた写真をご覧いただこう。
こちらは、ライターのいまいずみひとし(@hitoshi_anx)さんが2020年2月5日にツイッターに投稿した写真だ。第一京浜(国道15号)の品川駅と泉岳寺駅の間で撮影されたもので、ホテル・都シティ東京高輪が映っている。そして写真の中ほどには、真っ青な四角形が......。
青い四角形があるだけで、写真の奥行きが感じられなくなる。ビルを描いたCGの一部分だけが抜け落ちてしまっているように見えるのだ。
いまいずみさんはこの光景を、「パソコン画面のバグにしか見えない」と表現。写真を見た人たちからは、
「写真だからかテクスチャ貼り忘れのCGに見えた」
「あんまりにも徹底的に青いから、マイクラか何かで精巧に作った町かと疑った 普通に実写の写真なのかこれ」
「これ一つあるだけで写真がゲーム画面に見えてくる不思議」
などの反応が寄せられている。
よーく見ると...
これが一体何なのかというと、未完成の経路案内標識だ。
いまいずみさんによると、「マスクがかかった状態というような感じでしたが、肉眼でよーく見ると文字が解読できました」とのこと。
いかがだろう。目を凝らしてみてみると「高輪ゲートウェイ駅」という文字がうっすら見えてこないだろうか。真っ青な標識は、来月の開業を待っている状態なのだろう。ちなみに、標識のある場所は、高輪ゲートウェイ駅のすぐ近くだ。
字が書かれていないだけであんなにも不思議な光景になるとは...。
写真をじっと見ていると、ドット抜けしたディスプレイを使い続けているようで、ちょっと気持ち悪くなってしまった。
この標識が真っ青なのも、残り僅かな期間だろう。肉眼で見てみたいという人はお急ぎを。