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宮崎名産の「たまたま」にネット騒然 どうしてこんな名前に...?広報に聞いた

松葉 純一

松葉 純一

2020.01.26 11:00
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「子供たちが発想した名前です」

「みやざきブランド推進本部」提供
「みやざきブランド推進本部」提供

Jタウンネット編集部が宮崎県の広報担当部署に問い合わせると、農政水産部みやざきブランド推進室の担当者が答えてくれた。

「宮崎県産完熟きんかん『たまたま』というネーミングの由来ですが、1988年、宮崎市内の小学生に試食してもらい、アンケートをとったことがありました。球状の『たま』のことから、子供たちが発想した名前です」
「みやざきブランド推進室」提供
「みやざきブランド推進室」提供

「ハウス栽培で、開花から210日以上を経過し、樹上で完熟させたものが完熟きんかんで、中でも直径2.8センチ以上、糖度16度以上のものを『たまたま』と呼びます。品種が違うわけではなく、栽培方法が違うのです」

つまり、きんかんはきんかんだが、完熟させ、大きくて甘いきんかんを「たまたま」と名付けたということのようだ。「この『たまたま』の特長は、生(なま)で皮ごと食べられる、そのまま丸かじりできることです」と担当者。2001年から、宮崎県のブランドとして販売しているそうだ。

そのわりに知名度がいまいちですね、と聞くと、「高まってきています」と担当者は回答。「知名度が高くない理由の一つは、販売時期が1月から3月までと限られているせいかもしれません」。いまや「栄養機能食品」としても注目されている「たまたま」、この時期にぜひ一度食べてみたいものだ。

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