発表!視聴者が選ぶ「紅白歌合戦」ベストアクト 3位氷川きよし、2位欅坂46、1位は...
「レインボーフラッグ」にも注目
まずはトップ5の結果を見てみよう。
1位はMISIAさんで583票、全体の3割以上を占める結果となった。MISIAさんは初の紅組トリを務め、ドラマ主題歌にもなった「アイノカタチ」を始めとしたメドレーを披露。パワフルな歌声で会場を圧巻した。
その歌唱力もさることながら、曲中では出場者たちがLGBTの象徴とされる「レインボーフラッグ」を振る姿も注目を集めた。男性を白組、女性を紅組に分ける紅白歌合戦の演出としては衝撃的だったようで、
「MISIA最高やな。そしてステージのみんなもレインボーフラッグ持ってる。普通に泣いた」
「なんだか他の国の番組かと思ったくらい。時代の変化に寛容になった番組になったと感じた!!」
「なんかすんごい感動した ヤバい、カッコ良かったー」
といった称賛の声が寄せられている。
2位は欅坂46で370票、21%を占めた。18年の紅白は欠席していた平手友梨奈さんが出場、曲は17年の紅白でも披露した「不協和音」ということで、放送前から注目されていた。
17年に同曲を披露した際は、総合司会の内村光良さんとのコラボで立て続けにパフォーマンスをしたため、複数のメンバーが過呼吸のような状態となった。今回のパフォーマンスはリベンジに近い。
本番では鬼気迫るパフォーマンスやセンターの平手さんが終盤で見せた不敵な笑みがツイッターで話題に。会場で見守っていた内村さんも「よくやった。素晴らしかった。新・不協和音だ」と称えた。
3位は氷川きよしさんで114票。アニメの主題歌にもなった「限界突破×サバイバー」と「大丈夫」のメドレーを披露した。
突然のイメージチェンジで話題を集めている氷川さん。紅白前の取材でも「きよし君」よりも「きーちゃん」を前面に出すとしていた。
本番では黒い衣装に身を包み、ドラゴンを模したクレーンに乗ってロッカーの如く熱唱する姿に驚いた視聴者は少なくない。年が明けても氷川さんの変化を報じるメディアは複数見られ、紅白を通じて注目度が一層高まったようだ。
4位のビートたけしさんは特別企画枠で出場。歌手としては初出場で、自身の下積み時代を曲にした「浅草キッド」を歌い上げた。5位の郷ひろみさんは「2億4千万の瞳--エキゾチックGO!GO!ジャパン-」を披露、一昨年同様、ロビーから登場する演出で紅白の幕開けを華々しく飾った。