こう見えて幸運の象徴? カマボコみたいなナマコが発見される
ねずみ年を祝う?真っ白海鼠(ナマコ)
Jタウンネット編集部の取材に答えてくれたのは、志摩マリンランドの広報担当者だった。
「白いナマコを届けてくれたのは、南伊勢町の漁師さんでした。ベテランの方なのですが、白いナマコを獲ったのは初めてだとおっしゃっていました。
大きさは13センチから14センチほど。当館では、新春特別展として『ネズミの名がつく魚たち』というイベントを企画していましたので、さっそく展示することにしました」
ネズミの名がつく魚たちとは、つまり「海鼠」(ナマコ)のことだ。
「令和2年の干支は『子』。その新年を迎え、ネズミにちなんだ名の魚や海の生きものたちなどを展示して、新春を祝います」
......ということで、ネズッポ(鼠坊)の仲間、 サラサハタ(別名:ネズミハタ)、ナマコの仲間、 ミッキーマウスプラティなどが展示されている。期間は、2020年2月2日(日)までだ。
白いナマコは縁起が良いと言われているようですが? と聞いてみた。
「そうですね、よく聞きますけど、残念ながら、その出典などについては存じません」とのこと。ただ「子年の新春に、めったに見ることができない白い海鼠、ナマコが見られるのは、ラッキーなことかもしれません。ぜひご覧ください」と、広報担当者は語った。
志摩マリンランドは、約50年前の1970年、開業している。なかなか歴史のある水族館だ。近鉄志摩線終点の賢島駅から、徒歩数分のところにある。
令和の年号になって初めて迎える新春を、伊勢志摩で過ごす......、アリかもしれない。