「カニみそ」の正体、ご存知ですか?
[となりのテレ金ちゃん-テレビ金沢]2019年11月25日放送の「仰天コロンブス」のコーナーでは、「カニみそ」について調べていました。
北陸の冬と言えば、カニ。カニがおいしい季節になりました。丸ごと美味しいカニですが、特にカニみそが好きだという人も多いですよね。
しかし、カニみそというのはカニの何なのでしょうか?

フォアグラのようなもの?
金沢の飲食店で尋ねてみると、カニみそはカニの「中腸線」という部分なのだそうです。
中腸線は、肝臓と膵臓の機能を併せ持ち、食べ物の分解、吸収、栄養を蓄える臓器です。
車エビにも中腸線があります。いわゆるエビみそと呼ばれる部分です。
カニみそには、カニによっても違いが。ズワイガニは緑色、毛ガニは黄色、タラバガニはカニみそがほとんどないそうです。
みそと呼ばれる所以は、みその形状に似ているからだと言われています。
「カニみそ」というとカニの脳みそを想像していましたが、カニの脳みそはとても小さいのだそうです。
あの濃厚な味は、肝臓の部分だからこそ。まさにカニのフォアグラなのですね。
(ライター:りえ160)