まるで天空に浮かぶ「雲上都市」 濃霧に覆われた武蔵小杉の高層ビル群が幻想的で美しい
関東各地で濃霧が発生した2019年11月25日の朝。建物の一部が霧に覆われている様子を撮影した、1枚の写真がツイッターで話題になっている。
それがこちらだ。

撮影したのは夜明け前の武蔵小杉(神奈川県川崎市)周辺。建ち並ぶビルの下部が霧に覆われ、雲海にのまれたようになっている。暗い空、高層ビル、街灯りで光り輝く霧――映画のワンシーンにありそうな光景だ。
投稿者はツイッターユーザーのツボツボ(@tsubo2_hts)さん。この写真に対し、他のユーザーからは、
「凄いですね!こんな幻想的なビルなどの風景は1度自分の目で見てみたい!!」
「まるで特殊撮影をしたようですね。こういう自然の雲海を見ていたいです、ずっと」
「未明はこんな感じでしたか 雲上都市みたいですね」
といった声が寄せられている。
地上100メートルから撮影
投稿者のツボツボさんによれば、写真は東急武蔵小杉駅付近の地上約100メートルに位置する場所から撮影。霧が街明かりで照らされ、光っているように見えるという。
夜明け前4時、窓の外が下半分白く光って様子がおかしい。
— ツボツボ (@tsubo2_hts) November 24, 2019
眼鏡をかけて見直すと、雲海が出ていた。#武蔵小杉 pic.twitter.com/b53kcIpfAx
撮影したのは25日朝4時ごろ。投稿によれば、窓の外を見ると下半分が白く光っていたことから「様子がおかしい」と気づいたとのこと。メガネをかけて改めて見るとこのような状態になっていたという。
ツボツボさんは当時の状況を、
「まずは手持ちで撮影。三脚を準備している間に雲海の厚みが増していって、霧の中になってしまいました」
と説明。この写真を撮影した後、街は霧に覆われてしまったようだ。