老人のために子供の球技が禁止された遊び場 警告文には「人の痛みの分かる人になりましょう」
2019.11.20 21:00
団地の遊び場――といえばあなたはどんな姿を想像するだろうか。周辺に住む子供が集まり、走り回ったり遊具で遊んだりと、にぎやかに過ごす様子が目に浮かぶのではないか。
ツイッターではあるユーザーの投稿をきっかけに、東京都内のある遊び場に掲示された、こんな注意書きが話題となっている。
「お年寄りや体の弱っている方々は、
金あみに野球やサッカーボールのあたる音が大変苦痛に感じます。
これらの球技は絶対にやめてください。
人の痛みの分かる人になりましょう」
ここで遊びたい人とお年寄り、双方の気持ちを察しうるだけに、最後の一言が胸に刺さる。周囲に建ち並ぶ団地では、いろいろな状況の人が暮らしているのも事実だが...。
ツイッターではこの注意書きに対し、
「公園ってなんだっけ...?」
「思いっきりスポーツのできない子供達の心の痛みはどうすれば......」
「金網をネットに変えてあげたらいいんじゃないんだろうか 遊ばせてあげたい」
といった声が寄せられている。