まるでゲームのセーブポイント? 海浜幕張駅前に出現した「幻想空間」に反響
昼間も楽しめるイルミネーション
山崎さんが撮影したのは、JR海浜幕張駅南口に展示されているオブジェ「万華鏡」。ミラーボールを使ったアートを制作するアーティスト集団「MIRROR BOWLER(ミラーボーラー)」の作品だ。
11月1日から20年1月26日まで開催の「幕張新都心イルミネーション2019/2020 光と鏡のアートイリュージョン」の南口メインオブジェとして設置されている。
11月6日、幕張新都心イルミネーション実行委員会事務局に取材したところ、「万華鏡」は体感型のアート作品。鮮やかな装飾が施されたドーム状のオブジェで、中に入って写真を撮ることができる。
夜は音楽が流れ、色とりどりのライトがドーム中心につるされたミラーボールに当てられる。反射した光が地面や周囲の建物を彩るそうだ。
ところで、ほとんどのイルミネーションは日が暮れてから楽しむもの。日中はただの電線と電球の集合体に過ぎない場合も多い。
しかし、この「万華鏡」はひと味違う。
「昼も、太陽の光の角度や明るさによってオブジェの表情が変化します」
と事務局の担当者。昼間はミラーボールが自然光を反射し、地面がきらきら輝くのだという。
MIRROR BOWLERの作品は南口だけでなく、北口にも展示されている。どちらも昼夜問わず「SNS映え抜群」だ。