山手線「いらない駅」ランキング 3位「西日暮里」2位「新大久保」、1位はやっぱり...
隣と近すぎる駅は不要?
上の図表は、ワースト5位に選出されてしまった駅である。全国の読者が選んだナンバーワンいらない駅は「鶯谷」だった。
全体の約4分の1(23.7%)におよぶ457票を獲得し、ダントツのワースト1位。2位にダブルスコア近い差をつけて引き離す結果となった。
駅前には格安の居酒屋が立ち並び、サラリーマンや学生がよく利用するのでは、と思っていただけにビックリである。確かに筆者も車窓越しに「HOTEL」という看板を見るだけで、実際に降車したことはないのだが...。
2位は、新大久保(240票)。K-POPなど韓国好きの若者の街として知られているはずなのに。隣接する新宿や、数駅先の池袋などの主要駅へいち早く到着したいユーザーが多いのだろうか。
3位は、西日暮里(208票)だ。隣の日暮里とは、真逆ともいえる結果となった(日暮里は26票で13位)。以下、4位に田端(167票)、5位に御徒町(116票)と続いた。
いったいなぜ。ツイッターや掲示板(5ちゃんねる)では、
「西日暮里、鶯谷、御徒町、代々木は、隣の駅が近すぎる」 「実際問題西日暮里はなくても日暮里から徒歩圏内やろ」
など、隣接する駅との距離が短すぎるといった意見が挙がっている。電車に乗らずとも移動できてしまうという書き込みも。
「秋葉原-上野間は買い物しながら歩きで移動出来るからな」
ちなみに、6位以下の駅一覧はこちらだ。
当然だが、票数が少ない駅ほど、読者から必要とされている。東京の名を持つ「東京駅」に「いらない」駅の票を投じた人の理由を是非とも聞きたいのだが、ひとまず置いておこう。
最も「いらない」票が少なかったのは、上野で1票。秋葉原、池袋、目黒が3票で並んでいる。
ほとんどの駅の両隣には「いらない」駅たちがひしめいている。主要(?)駅で降車するほうが、買い物などがしやすいのだろうか。また上位の新橋、高田馬場は飲み屋街。恵比寿や品川はちょっぴり高級感があふれでる。東京や原宿、新宿は外国人にも人気のスポットだ。
ランキングの傾向は、認知度が高い駅にあるのかもしれない。そして、山手線「特別快速」の導入をひそかに所望する人も多いのかも。
みなさんはこの結果をみて、何を考えるだろうか。