ずっとムギュっとしてたい... 海遊館の「アザラシクッション」がリアルでかわいい
いま、大阪市の水族館「海遊館」が販売しているアザラシクッションが、ツイッターで「可愛い」「ムギュってしたい!!!!」と注目を集めている。
見ているだけで、もふもふとした抱き心地が体感できそうな丸々としたフォルム。それぞれのクッションにはアザラシの顔も再現されており、そのなんとも可愛らしい表情を見つめているだけで癒し効果がありそうだ。
このクッションのモデルになったのは実際に海遊館で飼育しているワモンアザラシのユキとアラレの2頭。アザラシの中でもいちばん小さい種類として知られるワモンアザラシを海遊館の同飼育担当監修のもと、個体ごとの体の特徴を忠実に再現してクッションを完成させた。
海遊館が2019年10月10日、公式ツイッターでこちらのクッションを紹介すると、ツイートはどんどん拡散。16日夕時点で6万9千件のリツイートを超える反響を呼んでいる。
いったい、この可愛らしいクッションはどのようにして出来上がったのだろうか。Jタウンネット編集部が海遊館に話を聞いた。
爪の生え方やしっぽの形もこだわる
「海遊館の『北極圏』水槽で暮らしている『ユキ』と『アラレ』の体の色や模様、ボディーライン、表情、目つき、眉毛にまでこだわって飼育員が監修しました。また、爪の生え方やしっぽの形なども本物のワモンアザラシそっくりになるように制作しました」
今回のクッションのこだわったポイントについて、そう説明する海遊館の担当者。
実際に館内のオフィシャルショップで購入すると、「飼育引き継ぎノート」が付いてくる。これは、実際に飼育員が観察して付けている飼育日誌を模したもの。リアリティへの追及に余念がないようだ。
クッションは海遊館と通販会社「フェリシモ」(神戸市)とのコラボ商品。海遊館ではかねてより「カワウソポーチ」「三変化オウサマペンギン」といったフェリシモとのコラボ商品を販売しており、今回はSNS上で度々話題になるワモンアザラシを再現することになったという。
ビッグサイズ、ミニサイズの2サイズ展開で、それぞれユキ・アラレの2パターンを用意。ユキバージョンはサイズによって表情が異なり、どちらも欲しくなってしまう人もいるかもしれない。
いずれもオフィシャルショップで取り扱いがあり、ビックサイズのみフェリシモのサイトで通販を行っている。「飼育引き継ぎノート」付きのクッションやミニサイズが欲しい人は直接オフィシャルショップで入手してほしい。
今回ネット上で話題になったことについて担当者は、
「アザラシクッションをきっかけにワモンアザラシに興味をもっていただきとてもうれしいです」
として、
「ワモンアザラシは寒い地域に暮らす生き物ですが、これからやってくる冬の時期、おうちではぬくぬくとクッションをかわいがっていただければと思います」
と述べた。
価格はビックサイズが6820円、ミニサイズが2750円(いずれも税込)。気になる人はぜひチェックしてもらいたい。