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ドンキの「はんこ自販機」が本格的すぎた 文字も絵柄も自由自在、ワンコインで作成可能

笹木 萌

笹木 萌

2019.10.05 20:00
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イラスト、書体などカスタムし放題

筆者が向かったのはドン・キホーテ大宮東口店。自販機が置かれている店舗は、はんこ自販機のサイトで確認することができる。

さりげなく置かれている
さりげなく置かれている

自販機には印材のサンプルが並び、16種から選ぶことができる。アクリルから木製まで材質も様々で、価格は500~2500円。500円で推しのはんこをたくさん作ることも、好きなデザインを選んで普段使い用にすることもできるとは、なかなか幅広いニーズに応えている。

タッチパネルを操作し、まずははんこの種類を決めるところからスタートだ。

迷ってしまう
迷ってしまう

縦書き・横書きを選ぶだけでなく、自分で文字や絵を描く、すでに用意されたイラストを入れる、書道や日本画の作品などに押される落款印(らっかんいん)のようにするなど、いろいろなパターンがある。

今回はせっかくなのでイラストを入れることにしたが、文字数やパターンによって選べる印材のサイズに制限があるとのこと。ものによっては一番小さいサイズ(10.5ミリ)を選べないので注意だ。

かわいい
かわいい

続いてイラストを選び、文字を入れていく。イラストは植物系の8パターンでかわいらしいデザイン。この場合、入れる文字はひらがな・カナ・英数のみで漢字は使えない。

文字は古印体・行書体・篆書体・楷書体から選ぶことができる。ここでデザインが完成...かと思いきや、さらに自分の手で文字や図形を加える、赤字と白地の反転ができるというのだから、本当に選択肢の幅が広い。自販機とはいえ、なかなかあなどれない...。

書体は4パターン
書体は4パターン

さらに手を加えることも可能
さらに手を加えることも可能

デザインが決まれば、あとは印材を選ぶのみ。大きいサイズのものはやはり価格が少し高くなっている。種類が多くて迷ったので、筆者は自販機に「困った時はコレ!」と書かれていたパール(金茶)を選択。サイズは12ミリで1000円だ。

朱肉付きの印鑑ケースも、欲しい人はこのタイミングで選ぶことができる。

印材を選ぶ
印材を選ぶ

ちなみに代金はこの後に投入するため、試しにデザインだけしてみるというのも可能だ。

代金を入れたら、いよいよ印材にデザインが彫刻される。待っている間は「はんこQ&A」や、彫刻される様子をパネルで見ることが可能だ。

待つこと約15分...(ちょっと長い)はんこが完成した。どこ?と思わず探してしまったが、自販機の下の方にある受け皿にハンコが入っていた。

下の方に受け皿が
下の方に受け皿が

ちょっと感動
ちょっと感動

バラのイラストを選択したが、キレイに彫られているように見える。印材もつやつやしていい感じだ。彫られた部分は白っぽい粉が付いていたが、拭けば普通に使用できる。

実施に押してみてもバラの絵が潰れるということはなく、問題なく押せる。いろいろカスタマイズできる上に、1000円でこのクオリティはかなり嬉しい。いくらでも作ってしまいそうだ。

12ミリサイズ、これで1000円
12ミリサイズ、これで1000円

現時点での設置場所はドン・キホーテが中心のようだが、長崎屋などそれ以外の場所にも設置されている。街で見かけた際は、一度試してみては。

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