本格的なカレー、どうやって作るの? プロが教える「隠し味」3選
[みみよりライブ 5up-広島ホームテレビ]2019年9月6日放送「みみより」のコーナーでは、カレーの「隠し味」について取り上げていました。
今や日本の国民食になっているカレー。あなたのお家の隠し味は何なのか、番組が街の人に聞いてみました。

赤ワイン、プルーン、マスタード...
各家庭で違う、我が家のカレーの隠し味。
ヨーグルトやチョコレート、ニンニク、コーヒー、りんご、ハチミツという声が多く上がりました。ルーを使わず、トマトジュースとスパイスを混ぜて作るという方も。
お母さんたちは、家族のために試行錯誤しているのですが、その強大なライバルといえば給食のカレー。
給食カレーは何が隠し味なのか、広島市の担当者に伺ってみました。隠し味は2つあるそうです。
1つ目は、肉を赤ワインに漬け込むというもの。赤ワインの酸味と渋みがお肉を柔らかくしたり、風味を良くしてくれるということです。
2つ目は、プルーンピューレを入れる、というもの。まろやかな甘みとコクが出るということです。他にも、小麦粉やカレー粉から手作りしている、というこだわりも。
お家のカレーも美味しくしたい、という方のために、家庭のカレーをワンランクレベルアップさせるための極意をプロに聞いてきました。
伺ったのは、広島市中区にある「南印度カレー食堂カレーの木」。店主の矢田さんは、本場インドに行った時に感銘を受けたといいます。
カレーといえばスパイス。こちらの店舗では、常備されている20種類のスパイスから、食材に合ったものを調合し、メニューを考えています。
スパイスのプロが教える、家庭でできるスパイスの極意。
紹介されたのは、マスタードシードというスパイスでした。粒マスタードの粒です。
油を鍋に少量入れ中火にし、マスタードシードを入れます。パチパチ弾けてきたら油に香りがついているのでこれでOK。あとは具材を炒め、普段通りカレーを作れば良いということです。
香りづけした油の風味で、家庭でもワンランク上のカレーが楽しめます。
マスタードシードを使うというのは初耳でした。家庭のカレーをワンランクアップできるのは嬉しいですね。
(ライター:tama35)