雷の影響で「試合を中断しておちます」 ハマスタ電光板の誤字が笑えないと話題に
プロ野球セ・リーグのペナントレースでは熾烈な争いが繰り広げられている。首位・巨人を追いかけて健闘している横浜DeNAベイスターズだが、その本拠地である横浜スタジアムで、ちょっとしたハプニングがあった。
そのときの様子を、ツイッターユーザーの田中健介さん(@aletta1500gt)が次のように投稿している。
ハマスタ。中断して(雷が)おちます。と宣言している。こわ。 pic.twitter.com/skUHVbPV9w
— 田中 健介 (@aletta1500gt) 2019年9月3日
これは2019年9月3日の試合中に撮影されたもの。当日は、天候が不安定で、落雷の恐れもあったという。
ついに試合が中断されたとき、電光掲示板にこんな告知があったようだ。
「天候が不安定なため試合を中断しておちます」
写真は、まさにその決定的瞬間を捉えたものだ。
しかし、「おちます」とは? 投稿者の田中さんは「中断して(雷が)おちます。と宣言している。こわ」とコメントしているが...。
「落雷予知」のAIは導入されてなかった?
ツイッターには、掲示板のオペレーターのたんなる入力ミスか、それとも「落雷を予知したのかも」などというつぶやきも。そこで、Jタウンネット編集部が、念のため横浜DeNAベイスターズに確認すると...。
9月5日、横浜DeNAベイスターズ広報部から次のような回答があった。
――「電光掲示板」に、「試合を中断しておちます」と表示されたことが、ツイッターで話題になっています。写真も投稿されております。これは、事実だったのでしょうか?
「はい、事実です」
――「電光掲示板」の操作は、どのように行われているか、教えていただけますか?
「状況に応じて担当者が操作しておりますが、今回はその過程において、ミスが発生してしまいました。お客様にはご迷惑をおかけし、申し訳ございません」
天候の急変のため試合が中断となったことで、担当者の操作ミスが原因だったようだ。 電光掲示板はすぐに修正されたようで、冒頭のツイートの投稿者・田中さんは引き続き、次のように投稿している。
おちなくなったみたいだ。大丈夫。 pic.twitter.com/ML8H4rrm9C
— 田中 健介 (@aletta1500gt) 2019年9月3日
天候の急変にどう対応するかも、屋外球場での野球の醍醐味の一つだ。
その代わりに、ドーム球場では味わえない「空気感」「爽快感」も満喫できる。横浜スタジアムでめったに見ることができないハプニングに接した観客は、ある意味ラッキーだったのかもしれない。