台風運休で入場規制、改札前は阿鼻叫喚... 都心各駅の「地獄絵図」まとめ
台風15号「ファクサイ」が2019年9月8日夜から9日朝にかけて、関東地方を通過した影響で、首都圏の鉄道は大きな混乱が生じた。
地下鉄を除くほぼ全線が始発から運転を見合わせ。その影響でダイヤは大幅に乱れ、各地で入場規制が発生。通勤・通学客からは、ツイッターに「会社行くの無理ゲー」といった悲鳴が相次いでいる。
長蛇の列は動かず、改札口にすらたどり着くことができない...。そんな状況に陥った各駅の様子を見てみよう。
こちらは、ツイッターユーザーのしずくβさん(@siz33)が撮影した、京王線新宿駅の連絡口の様子である。
投稿者はJR新宿駅の南口改札から出て、京王線の改札へ向かった時にこうした行列を目撃して撮影したという。9日昼Jタウンネットの取材に、次のように話した。
「京王線は順調に動いているようですが、JRが混雑しすぎていて、あの様になっていたように思います。
JRが混雑していて人がはけない上に、さらに乗りたい人が向かっていて、連絡口が詰まっていた感じですね」
入場待ちの行列が駅を半周
これは、筆者がJR総武線新小岩駅で筆者が撮影した写真だ。北口・南口双方に長蛇の列。人の列が二重、三重に折り返していた。
ツイッター上にも、新小岩駅北口にある、大型パチンコ店まで待機列が形成されている写真が挙げられている。
今回発生した台風15号の影響は甚大だった。運転が再開したとはいえ、駅から人があふれかえっていた。出社時刻に間に合わなかった社会人も多いことだろう。ジェイ・キャストの記者からも駅前の写真が届いた。
こちらはJタウンネットのS編集長が撮影したものだ。9時過ぎから状況は変わらず、入場待ちの列は北口から駅をぐるっと半周する形で、南口まで続いていたという。
こちらはA記者が撮影した三鷹駅の様子である。ツイッター上にも、「三鷹駅、人が入っていける状況ではなかった。なめていた。休もう」との声がみられた。待機列は改札口を超え、日差しが強く照りつける外まで形成されていた。
気象庁の発表によると、9日、東京都の最高気温予報は36度である。くれぐれも熱中症に気をつけていただきたい。