「ないものはない」掲げる謎のスーパー 自信?それとも開き直り?真相を聞くと...
衝撃の回答
このキャッチフレーズだけでは、「なんでもある」「ないものはないから諦めろ」どちらの意味にも取れてしまう。
とはいえ、品ぞろえの豊富さも大事であるスーパー。その自信を表す前者の意味である可能性が高いはずだ。
そこでサンフレッシュ松崎店に電話し、三田商店スーパーサンフレッシュの社長から話を聞いた。
質問はただ一つ、「ないものはない」の意味だ。すると、担当者はこんな回答を始めた。
「半分シャレなんですよ・・・」
取材した筆者が一瞬固まってしまった。
詳しく聞くと、元々は別の場所で小さな商店を営んでいた。そこで生まれたのが「ないものはない」のフレーズだ。冗談でつけたというが、地元では「ないものはない店」として名の知れた存在になった。
そして現在のスーパーサンフレッシュを開店する際に、
「インパクトがあって良い」
と以前から馴染んでいたフレーズをそのまま利用した。
では、見た者はどう受け取れば良いのか。
「正解はないと言いますか、見た人が好きに解釈していただければ」
まさかの回答だった。ということは感じたままがある意味正解と言える。
ちなみに松崎店以外にも店舗があるが、西伊豆町にある田子店でも「ないものはない」が掲げられていた。