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石川県民しか知らない? お盆に欠かせない「キリコ」とは

ご当地テレビ視聴隊

ご当地テレビ視聴隊

2019.08.04 21:00
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キリコ=灯籠のこと

キリコというのは、板と紙で作られた灯籠のこと。屋根のようなものが付いている場合が多いようです。

昔はお盆になるとお墓の周りにたくさんのキリコが並び、先祖の魂を迎え送るために火を灯していました。

しかし、持ち運びや後片付けが大変なこと、火事の心配もある点などから、キリコをやめようとする墓地が増えてきました。

そんな中、金沢市の「中本製箸」が箱型のキリコでなく、板型のキリコを製造して切り替えを提案しました。

現在は、板型キリコが主流となって金沢の墓地に並んでいます。

このキリコはすべて手作業で作られています。先祖に対する礼儀として、キリコを作り続けているそうです。

また、この会社では、キリコでだけでなく、割りばしや木の弁当箱をつくっています。

割りばしや木の弁当箱は、森林破壊につながるのですはないかという声もありますが、決してそんなことはないそうです。

これらの割りばしは、建築物に使われない成長の止まってしまった木、使い道のない木でつくります。

キリコ作り、箸づくりは木の有効活用、と胸をはって仕事をしているのだそうです。

(ライター:りえ160)

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