佐賀新聞の「ゾンビランドサガ」愛がすごい 続編決定でまさかの号外発行
テレビアニメ「ゾンビランドサガ」の続編「ゾンビランドサガ リベンジ」の制作決定が発表された。
ゾンビとしてよみがえった少女たちが、佐賀県を救うためにご当地アイドルとして活動するオリジナルアニメ。ツイッターでは喜びの声が多く上がる中、盛り上がりに拍車をかけているのが佐賀新聞の報道だ。
佐賀新聞は2019年7月27日に号外2000部を発行。続編制作はふるさと会館アルピノ（唐津市）で開催されたライブ「ゾンビランドサガLIVE～フランシュシュみんなでおらぼう！～in SAGA」で発表され、会場前で配布した。
号外だけでなく、27日の朝刊は新聞1枚（4ページ分）に特集が掲載され、折りたためば持ち運びしやすい仕様に。翌28日の朝刊では2ページにライブの様子を掲載している。
並々ならぬ気合の入れっぷりだ。ツイッターでは、
「アルピノ前、佐賀新聞が続編決定の号外配ってて祭り状態！」
「佐賀新聞の社員にフランシュシュのファンが居るのは間違いない！（笑）」
「佐賀新聞のゾンビランドサガ愛スゲェ」
といった声があがっている。
今日の佐賀新聞はゾンビランドサガ祭り♪
— よっしー@(σ≧▽≦)σ (@bvFlcaox92XZ3al) 2019年7月27日
佐賀新聞の社員にフランシュシュのファンが居るのは間違いない！(笑)#ゾンビランドサガ#佐賀新聞 pic.twitter.com/6Lx8ioVgP6
昨日の佐賀新聞。
— くるすまさき@放課後のプレアデス (@OkumaChapter) 2019年7月28日
４ページ特集。
そして号外。
もしかして今回パンフレットがなかったのはこっちの記事が充実してたからなのかな？
佐賀新聞って本当にひｄすごい...#ゾンビランドサガ pic.twitter.com/nSgbybZCG0
さらに佐賀新聞は27日、28日の朝刊と号外のセットを税込1000円で販売している。ウェブ上で申し込むことができ、売り切れ次第終了とのことだが、県外のファンにとっては嬉しい取り組みだ。
Jタウンネットは29日、佐賀新聞に話を聞いた。
アニメ続編で号外は「珍しいです」
ウェブ版の「佐賀新聞LiVE」を見ると、24時間ランキング（29日18時時点）のトップ3はゾンビランドサガ関連となっており、読者の注目度の高さが伺える。
広告部の担当者によれば、佐賀新聞がゾンビランドサガとコラボするのは今回で2度目。
今年3月には、18年10月～12月にかけて放送されていたアニメが終了し、聖地巡礼などで佐賀を訪れる人が多くなっていたことから、タブロイド版「ゾンビランドサガ 聖地巡礼なび！」を発行したという。3月は東京でライブが開催されたタイミングでもあり、今回は第2回公演の佐賀でのライブに合わせた特集を組んだということだ。
アニメの続編決定で号外を出すことに関しては、やはり「珍しいことですね。この作品だからです」とのこと。
今回ツイッターで話題になったことに対してはどう思っているのかを聞くと、地方がテーマとなっている作品をクローズアップすることは佐賀に限ったことではないとしたうえで、
「地方に注目が寄せられるような作品でロケ地などに目を向けていただけること自体がありがたいことですし、それは佐賀県さんと佐賀新聞としては同じ目線だと思います。 それがきっかけで新聞を読んでいただいたりという期待値もございますし、佐賀に訪れていただけることが経済効果も生むと思っています」
と話している。