「町内会のために仕事を休めないのなら、ここでは生きていけない」 父の主張に振り回される女性の苦悩
隣組の行事が「最優先」
数年前、福岡の某市にマイホームを建てました。
もともと、私達夫婦は隣組(≒町内会)に入りたいとはあまり思っていませんでした。ですが、周囲には入って当たり前という雰囲気があったので、隣組に入ることにしました。
ちょっと驚いたのは、引っ越し後、隣組に入っている家庭すべてに1000円程度のあいさつの品を持って回らないといけないことでした。これは、婦人会で決められたことらしいです...。これだけで、万単位の出費でしたが、仕方ないと思ってあいさつ回りをしました。
近所の方は親切でトラブルなどはありませんが、父親が事あるごとに隣組の参加状況に対して注意をしてきます。
「隣組は絶対!!冠婚葬祭は仕事を休んででも行け!!(お会いした事のない方の冠婚葬祭でも)私達の様々な予定よりも隣組の行事を最優先させろ!!それができないならここでは生きていけないぞ!!」
といった具合に、父親は「郷に従え!!」を連呼するのです。
行事は全世帯が100%出席するわけではないので、行ける時は行く、できることは協力するという感じで臨機応変に行動すれば問題ないと私達は思っているのですが、私達が欠席すると、
「自分たちの予定より隣組を優先しろ!!」
と父に命令口調で注意をされます。
確かに、私達の出席率は低いのですが、言い方が一方的かつ強い口調なので、言われるたびに腹が立ちます。そこまで言うのなら隣組をやめると主人が伝えると、父親は「おかしい」とか「可哀想な人」だとか罵ってきます。