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水樹奈々が愛した絶品カレー店 知る人ぞ知る裏メニュー「奈々SP」食べてみた

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2019.07.20 11:00
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危険なほどデリシャス

オーベルジーヌの看板
オーベルジーヌの看板

地下鉄・四谷三丁目駅から歩いて数分のところにあるオーベルジーヌの四谷本店に足を運んだ。

以前は店内での飲食もできたようだが、2019年7月現在はテイクアウトとデリバリー専門。ここで買って会社に持ち帰ることにした。

到着早々、看板に気になる貼り紙を発見。そこにはこんなことが書かれていた。

看板の貼り紙
看板の貼り紙

裏メニューと聞いていたが、思い切り「元祖 奈々SP」の文字がある。これは裏と呼んで良いのか。

そもそも水樹さんとオーベルジーヌのつながりが見えてこないのだが、かつて文化放送が四谷にあったころ、彼女が頻繁にこの店を訪れていたという。

当時は店内での飲食も可能、水樹さんはチキンカレーと海老カレーを交互に食べていたそうで、好きなメニュー2つの具材を組み合わせたのが奈々スペシャルだと言われている。

ちなみに奈々スペシャルの名前がついてからも本人は食べていたようで、07年3月23日のブログにはレシートがアップロードされているほか、08年6月27日のブログにはリハーサルの晩飯として36人前をデリバリーしてもらった様子が投稿されている。

また店内の食事風景を写した写真もあり、思っていた以上にドはまりだったよう。

ちなみに、オーベルジーヌのスタッフが独立して開店したと言われる東京・芝の「ルルマージュ」というカレー店にはNew奈々スペシャルがあるとの話も。こちらも裏メニューのため、行ってみないとわからないが、水樹さんは最近こちらの店舗のものを食べているとの話もあった。

店内のメニューに「奈々SP」の文字はなかった
店内のメニューに「奈々SP」の文字はなかった

店内に入り、メニューも見ずに「奈々スペシャルをお願いします」と告げるとすぐに通じた。これで通じなかったら赤っ恥もいいところ。

メニューに載っていないため値段の計算少し時間がかかった。レギュラータイプは高くても1674円(税込)であったが、奈々SPは1900円だ。

奈々スペシャル
奈々スペシャル

冷めないためにも、急いで麹町の会社に戻って、蓋を開けた。食欲をそそるカレーの香りに酔いしれつつも、具の多さに驚く。

バターライスも初めての体験。カレーを食べる前に一口食べると少しだけ甘みを感じた。

バターライスとジャガイモ
バターライスとジャガイモ

ジャガイモが丸ごと入っているのもオーベルジーヌの特徴。ジャガイモ好きにはたまらない。

食べてみると、今までに食べたことのないカレーの旨味とじわりじわり迫ってくるスパイスの香ばしさ。舌を通るカレーがパレードをしながら胃袋に向かっているようだ。

具の量と種類はカレーと思えないほど
具の量と種類はカレーと思えないほど

そしてカレーの具も一級品。量の多さもさることながら、種類も多い。ブロッコリーやアスパラガスなどカレーの具として中々見ないもの。カットしてあるのと丸ごとのマッシュルーム、うずらの卵など。口の中で溶けていく鶏肉も絶品だ。

この形でカレーに入っている人参を初めて見た
この形でカレーに入っている人参を初めて見た

最後は大好きなジャガイモを付属のバターとともにいただく。

付属のバターと一緒に
付属のバターと一緒に

じゃがバターのために祭りの屋台に行く必要がなくなるほどの旨味に仕事を放り出してしまいそうになった。

食べ終わって満腹なのに、なぜか「また食べよう」との気にさせてくれる。このカレーならいくらでも食べられそうだ。

オーベルジーヌの以外のカレーはしばらく遠慮したい。数日は残るであろう、この幸せに浸りたい。

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