土砂災害の危険度が一目で分かる ウェブ版「防災マップ」、広島県とヤフーが共同開発
[みみよりライブ 5up-広島ホームテレビ]2019年6月25日放送「5up!NEWS」のコーナーでは、県がヤフーと共同開発した「防災マップ(大雨警戒レベルマップ)」について紹介していました。
災害時の避難行動の遅れが課題となる中、県はヤフーと提携し、防災マップの運用を開始しました。
土砂災害警戒情報が発表されると、現在地と、事前に登録した地点3か所の避難を促す通知を自動で受け取ることができ、アプリを開くと警戒レベルで5段階に色分けされたマップが表示されます。
早めの避難行動や安全な避難経路の確保に
広島県は2014年の土砂災害をきっかけに調査をスタート。県内の警戒区域は全国ワーストの4万7428か所にのぼっています。
県では、事前に危険個所を確認するとともに、早めの避難行動や安全な避難経路の確保に、アプリを役立ててほしいということです。
このアプリはスマートフォンで無料でダウンロードできます。通常時も土砂災害や洪水時の危険度を確認することができ、避難所の開設情報も確認できます。エリアは3件登録できるということで、県外の家族の地域も登録可能です。
防災速報アプリを活用し、防災につなげていきたいですね。
(ライター:tama35)