日テレ「ZIP!」、駅紹介でうっかりミス 「踊り子」と「NEX」を路線扱いしてしまう
2000年代にタワーマンションが林立して人気の街となった神奈川・川崎市の武蔵小杉。川崎のローカル駅から飛躍して全国区レベルの知名度を得て、「住みたい街」でも上位に名前が上がる。
乗り入れ路線が複数あり、アクセスの良さで魅力的な武蔵小杉駅。これを紹介した朝の情報番組「ZIP!」(日本テレビ系)」の特集に、インターネット上でツッコミが寄せられる騒ぎとなったのだ。いったい、何があったのか。
特急が路線に?
2019年5月17日に放送された「ZIP!」のワンコーナー「アレナニ?」。この日の放送では、「川崎市人口増加のワケ」と題した特集が放送。その中で武蔵小杉が取り上げられたのだが、駅には7つの路線が乗り入れているとして、
JR南武線
JR横須賀線
JR湘南新宿ライン
JR成田エクスプレス
JRスーパービュー踊り子
東急目黒線
東急東横線
というテロップで紹介したのだ。
この中で、「成田エクスプレス」と「スーパービュー踊り子」は特急のため、路線として数えるのは間違いではないかとの声がツイッターに寄せられた。
「JRスーパビュー踊り子とかJR成田エクスプレスっていう路線があるんですか?w 聞いたことも見たこともありません」
「路線じゃないの混ざってて草」
放送があった17日、Jタウンネット編集部は日本テレビ広報部の担当者にメールを通じて取材を行った。今回のネット上の指摘について質問すると、
「川崎市の人口増加の背景をさぐるコーナーの中で、その理由の一つが武蔵小杉駅(および新百合ヶ丘駅)の利便性にあることを紹介するという趣旨でしたが、乗り入れる『路線』として紹介したのは正確ではありませんでした」
とコメントした。
いずれにしろ、アクセス抜群で便利な武蔵小杉。それ故に起きてしまった珍事だった。