衝撃の珍ドリンク「うにラムネ」に挑戦 いざ飲んでみたら、意外な展開に...
まさかの「ウニ感」ゼロ?
この商品は小樽のメーカー「野島製菓」が販売しているもの。1925年創業の老舗だが、なぜ「うに」を「ラムネ」を混ぜる必要があったのか。
そもそもこれはS編集長がある日突然、筆者に渡してきたもの。
「なんか面白いのがあったから取り寄せたよ」
面白いということは警戒しなければならないのは筆者だ。実際に飲んで食べて酸いも甘いも身体で感じなければならない。
一抹の不安が残った状態だが、封も開けて飲まなければならない。開封することへの抵抗が強いが、S編集長の圧に従わざるを得ない。
やはり勇気が出ないので、久しぶりに後輩アピールをして最初は年上のN記者に飲んでもらった。「うわ...」と顔を引きつっている。良かった。最初の犠牲にならずに済んだ。そう思っているとい意外なコメントが飛び出した。
「思いの外、甘い。言われてみると後味がウニ...なのかな」
つまるところ、ウニ感があまりないという。ウニの味がしないとはいかに。
不思議に思って筆者も飲んでみた。香りはみかんのよう。口に入れても、甘さ控えめのみかん炭酸飲料を飲んでいるようで、肩透かしを食らった。
取り寄せた張本人のS編集長も「言われてみれば――でも、わからない」とコメント。Jタウンネット編集部では誰もウニを味わえなかった。
そもそも原材料名にもウニの表示がなく、野島製菓の公式サイトを見ると、
「小樽の海産物で一番人気の小樽前浜の『うに』をイメージした瓶ラムネです」
とのこと。あくまでイメージだけであって味は流石に違うようだ。
見た目の色は間違いなくウニだが、それ以外で要素が発見できず。名前を意識しすぎて妙に緊張しただけのようだ。