栃木県民もビックリ! あの「レモン牛乳」、なんとカレーになっていた
これはカレーなのか?
ある日、友人から筆者に連絡があった。「面白いのがあったから買ったよ」との文言と共に写真が送られてきた。そこには見慣れたレモン牛乳のパッケージがあり、これは有名だし、ネタにならないなと見切っていた。
しかし、数日経って品を受け取ると予想外の事実に気づいた。牛乳にしては薄っぺらな箱、そしてパッケージの「カレー」の文字――レモン牛乳カレーとは正気の沙汰じゃない。
次の出勤日、社内にもっていくと、S編集長も「レモン牛乳なんて有名だけど何が面白いの?」と、最初は誤解していたよう。まさか、そのレモン牛乳をカレーにしたとは、まったく気づかなかったようだ。
ご当地カレーは数多く存在するが、これはズバ抜けて意味が分からない。故にいくら説明してもカレーになってしまったと理解してくれないのはわかる。
開封するとレモン牛乳の白さとカレーが混ざって、まるでシチューのよう。カレーのスパイシーな香りの中にどこかレモン牛乳の存在がちらつく。
早速食べてみるとカレーなのに味が丸くトゲがないのに驚く。甘口カレーでもここまで柔らかいものは食べた記憶がない。
ミルクのまろやかさとレモンの甘酸っぱさが特徴のレモン牛乳の魅力がカレーに加わり、食べやすい。しかし、これがカレーと言われると今ひとつピンとこない。
Jタウンネット編集部で試食。S編集長は、
「クリーミーだね。レモン感もある」
とコメント。N記者は「マズくない」、O記者も「マイルドでいける」と評価はまずまずだ。
興味津々だった姉妹サイトJ-CAST会社ウォッチのF記者は、
「レモンの酸味を牛乳が美味くカバーしている。おいしい」
と評価。かなり気に入った様子でおかわりまでしていた。
甘口よりもさらに甘い。それだけに子どもに向いた商品なのかもしれない。また、カレーらしくない面妖(?)な味でもあるため大人でも一度試す価値はある。