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カレーなのに、めっちゃ甘い... 混乱必至の珍グルメ「いちごカレー」

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2019.04.29 11:00
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いちご生産量日本一を誇る栃木県。甘くてジューシーな「とちおとめ」は県の顔と言っても過言ではない。

とちおとめを使ったお土産品は数多く存在しているが、予想の斜め上をいく使い方をした商品が販売されていた。

いちごのカレー
いちごのカレー

なんとカレーにしてしまったのだ。商品名はストレートに「いちごのカレー」。否応にも不安を感じてしまうが、何が待ち受けているのだろうか。

好みがくっきり分かれた

パッケージを見る限りとてもカレーとは思えない。カレーの3文字さえ隠してしまえば、いちごのチョコレートをかけたクッキーのようにも感じられる。

これは筆者の友人が面白いカレーを見つけたと買ってくれたもの。実際にこれを受け取った時に「正気か?」と感じたのは言うまでもない。

初めて見た商品だったが、数年前に「マツコの知らない世界」(TBS系)でも紹介されるなど人気があるようだ。

パッケージ上部を拡大
パッケージ上部を拡大

パッケージに書いてある説明には「とちおとめを使用」、「甘酸っぱさが新しい」といったワードが並んでいる。妙であるがカレーのパッケージに書いてある文言なのだ。

いちごのカレー
いちごのカレー

恐る恐る電子レンジで温めてご飯と共にカレー皿に移した。色は通常のカレーと変わらない。しかし、筆者が違和感を抱いたのは、定食屋で出てくる少し濃い目の味噌汁のような匂いだ。

いちごなのに味噌汁のような香り――この時点でかなり冷静さを欠いてしまったが、中立な立場から味を確かめなければならない。

ざわつくメンタルを抑え込んでいざ一口。一口入れて見るとカレーというよりか、味噌田楽のような風味が漂う。念のためパッケージ裏の原材料名を確認しても味噌は使われていない。

イチゴはピューレ状のものを使っている
イチゴはピューレ状のものを使っている

いちごのカレーで味噌とは味覚がおかしいと思われるかもしれない。しかし、Jタウンネット編集部で試食を行うと、O記者からも全く同じ指摘が。筆者の勘違いではなさそうだ。

一方S編集長からは「スパイシーの中に甘さかある。マズくはない」。N記者からは「後からいちごの味が来るのが何とも不快」と、ともに反応は今ひとつであった。

ところが、ぜひ食べてみたいと名乗り出たジェイ・キャスト社員のIさんからは、

「いちごの感じがしない。甘くてすごく美味しい」

とコメント。近くを通りかかった姉妹サイトJ-CASTトレンドのF記者も、

「美味しい。いちご感がなくてカレーの王子さまみたい。普段から甘口のカレーを食べていても甘く感じる」

と高評価。Jタウンネット編集部と打って変わって女性2人からの反応は上々だ。

ほかにも女性からの意見を求めてアルバイトのYさんとMさんにも試食をしていただいた。

栃木県出身のMさんは地元で見かけたことはあるが初めて食べるという。いくら地元出身であっても食べるとなると抵抗があるようだったが、口に入れると表情が一変した。

「いちごだ!食べた瞬間にわかります。新しい感じがしていける」

いちごの存在感はないとの評価がない中でしっかりといちごを捕らえた。流石は栃木県民。

Yさんも「美味しい」とコメントした。

個人によってかなり意見の変わる商品だが、男性よりも女性の方がウケは良いカレーなのかもしれない。

いずれにしても新鮮で不思議なカレーであることには変わりない。栃木県に行く際はお土産の選択肢に加えたい。

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