道頓堀の一蘭、ディズニー並み「大行列」 なぜ大人気?広報に聞いてみた
大阪の「一蘭」店舗前が、すごいことになっていた――。そんな報告ツイートが、いまネット上で注目を集めている。
「一蘭」といえば、博多を代表するとんこつラーメン店の1つだ。全国各地に70店以上、米ニューヨークなど海外にも店舗を展開している有名チェーン。それだけに、日本人、とくに福岡県民にとっては、身近な存在のラーメン店なのだが...。
こちら、ある日の「一蘭」道頓堀店本館の様子を撮影した写真だ。
まるでディズニーランドのアトラクションかのような大行列。一杯のラーメンを求めて、これだけの客が並ぶとは驚きだ。こうした様子には、ツイッターでも、
「こんな行列見た事ないバイ」
「え?一蘭で何かのイベントやってるんですか?笑」
「どんだけ人気が高いんだ」
との反応が続々と。
いったい、コレはどういう状況なのだろうか。Jタウンネット編集部が、詳しい話を聞いてみた。
別館をオープンしても...
2019年4月22日の取材に応じた一蘭の広報担当者によると、道頓堀店本館での行列は珍しいものではないという。場所柄もあって、やはり外国人観光客が中心だそうで、
「こうした行列は、ここ最近に始まったものではありません。道頓堀エリアを訪れる外国人観光客が増えるに伴って、行列ができるようになりました」
という。4~5年以上前から、こうした状況はみられるそうだ。
もちろん、人気の爆発を受けて一蘭側も対応に乗り出している。15年には、歩いて1分ほどの場所に別館をオープン。さらに17年には、これまでビルの1・2階だけで営業していた本館を、4階まで増席している。
それでも、こうした行列ができてしまうというから驚きだ。ちなみに担当者は、
「本館にお客様が多く並んでいるときには、別館をご案内するなど、スムーズに楽しんでいただけるように努めています」
とも話していた。